カメムシは部屋のどこから入るのか侵入経路5選、ベランダの網戸は対策になるのかについてまとめました。
毎年カメムシが大量発生して各地で注意報が発令されるほど私たちの生活に害を与えるカメムシがニガテだという人も多いのではないでしょうか。絶対に家には入れたくないのに、いつの間にか入り込んでいるのがカメムシのイヤなところですよね。
この記事では
- カメムシは部屋のどこから入るのか侵入経路5選!
- カメムシにベランダの網戸は対策になるのか
についてわかりやすくお知らせします。
さらにカメムシを部屋に入れない注意点についても詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
カメムシは部屋のどこから入るのか侵入経路5選!
カメムシは部屋のどこから入るのか侵入経路については、
- 洗濯物に付いてくる
- 玄関・窓から侵入する
- 換気口から侵入する
- 荷物や人に付着して侵入する
- ドレンホースから侵入する
主にここからカメムシは部屋の中に入ってきているようですね。
では1つずつ見ていきましょう。
洗濯物に付いてくる
カメムシがくっついたまま洗濯物を家の中に取り込んでしまい、侵入されてしまうケースは少なくありません。
実はカメムシの好む色があります。それが『白い色』なのですが、洗濯物に干されている白いタオル・Tシャツ・ワイシャツ・シーツなどめがけて付着してきます。
そのため、そのカメムシに気付かずに洗濯物を家に入れてしまうと容易に家の中に入れてしまうことになるんですよ。
そうすると洗濯物にカメムシの臭い匂いがついてしまったり、最悪そのままたたんでタンスに一緒に収納なんてこともあり得ます。
この悲劇を生まないためにも、洗濯物を取り込むときはまずカメムシがくっついていないか確認するようにしましょうね。
玄関・窓から侵入する
玄関や窓を開閉した時にカメムシに侵入されてしまうケースは少なくありません。
玄関や窓から侵入してくる害虫といえばハエや蚊などが思い浮かびますが、実はカメムシもここから入ってくることがあります。
ほんの一瞬の隙をついて入ってくるため、家の中で見つけると「どこから入った!?」と思ってしまいますが…私たちと一緒に出入りしているなんてことも少なくありません。
大きい虫だから入ろうとしたらすぐ見つけられると思いたいところですが、実はゴキブリサイズの虫であってもここから侵入してきます。
つまりそれよりハエ・蚊よりは大きいけれどゴキブリより小さいカメムシが玄関・窓から入ってきてもおかしくはないんですよ。
虫がニガテな人はできるだけ玄関・窓を開けっぱなしにはせず、開閉の際には注意を払いましょうね。
換気口から侵入する
カメムシはわずかな隙間があれば通り抜けることができるため、換気口から侵入するケースも少なくありません。
換気口は基本的に開けっ放しになっているため、ここから侵入されてしまうことがあります。そのため防虫フィルターを取り付けてカメムシの侵入を防いでおいた方がいいでしょう。
さらに忌避剤や殺虫剤を使うと、よりカメムシを寄せ付けにくくなりますよ。
荷物や人に付着して侵入する
気付かないうちにカメムシが荷物や人に付着しており、そのまま家に持ち帰ってしまったがために侵入されてしまうケースも少なくありません。
カメムシには種類が様々おり、ちょっとサイズが大きいものからテントウムシサイズのものまで多種に生息しています。そのため荷物にくっ付いていても気付かないということがあるようですね。
カメムシは真冬の越冬時期以外はほぼ一年中活動しています。そのためどうしても家の中に侵入させたくない方は、玄関先でカメムシチェックをしておいた方がいいかもしれませんね。
特に秋は越冬場所を求めて建物に集まってきます。その時期は家に入り込んでくる確率も高くなりますので、十分気を付けましょう。
ドレンホースから侵入する
エアコンのドレンホースもカメムシにとっては通路として使えるため、ここから侵入されてしまうケースも少なくありません。
エアコンのドレンホースに関してはカメムシだけではなく、ゴキブリも侵入してきますよ。そのため害虫が入って来ないようにする対策はマストです。
エアコンのドレンホースに防虫キャップを取り付けて対策をしておきましょう。
さらにエアコン本体と室外機をつなぐスリーブの部分に隙間ができていないか確認しておくのも重要ですよ。
基本的にはエアコンを設置する際に穴は埋めてくれますが、経年劣化によって隙間ができてしまう場合もあります。その隙間がカメムシたちの侵入経路になってしまう場合もなるので注意してくださいね。
ほんの少しの隙間からでも軽々侵入してくるカメムシはかなり厄介ですよね。一体どこが侵入経路になるのか、あらかじめ知っておくことで防げるものも多いかと思います。
コチラを参考にまだ対策していない方はぜひとも早急に対応しておきましょう。そうすればある程度カメムシの侵入は防げるのではないでしょうか。
ただ生活する上でいつまでも窓などを閉めっぱなしにしておくわけにもいけませんよね。できれば空気の入れ替えで思いっきり窓を開け放したいところですが…カメムシにとってベランダの網戸は対策として有効なのか気になりますね。
カメムシにベランダの網戸は対策になる?
カメムシにベランダの網戸は対策になるのかについては、
カメムシにとっては隙間さえあればカンタンに侵入できてしまうため、対策としては万全とは言い難いのが事実です。
カメムシの中には平べったいカタチをしている種類のものがいます。このカメムシは2〜3mmの隙間さえあれば侵入することができるため、場合によっては網戸をしていてもいつの間にか中に入り込んでいるなんてことがあるようです。
窓の開けて網戸にしていたとしても、そこにはほんのわずかな隙間が開いているんですよ。これは網戸を良くいていただくとわかりますが、このわずかな隙間からカメムシは侵入できます。
また秋の涼しい時期になってくるとカメムシは暖かい場所を求めて移動し始めます。そして越冬の準備に入ったカメムシは外よりも暖かい家の中に入ろうと網戸に張り付いてきます。
カメムシの暖かい場所や日当たりの良い場所を好む習性から、よく日の当たる位置にある網戸を見つけると引き寄せられてきてしまうんですよ。
このことからカメムシは網戸にくっ付いていることが多く、隙を見て侵入してきます。そのため「網戸をしているから安心♪」と思っていると恐ろしい目に遭うなんてこともあり得ますよ。
隙あらば入ってこようとするカメムシには恐怖を感じますね。できればカメムシの侵入を防ぎたいところではありますが、一体どんな注意点に気を付けていけばいいのでしょうか。
カメムシは部屋に入れない注意点は?
カメムシは部屋に入れない注意点について、
- 侵入経路を知る
- 侵入経路に対策をする
これに尽きますよ。
侵入経路については前項でお伝えしたように洗濯物をはじめ、玄関や窓や換気口などのありとあらゆる隙間からカメムシは侵入してくるということを再度認識しましょう。
そのため現在侵入経路になりそうな場所はどんな状態になっているのか、改めて確認しておくといいでしょう。
もし経年劣化などで隙間が開いていたら早急に対策が必要だということを認識しておきましょうね。
さらに侵入経路に対しては何らかの対策を講じましょう。
洗濯物はたたいてから取り込んだり、隙間は埋めておくことで防げる部分も大きいですよ。
また網戸や玄関や窓のあたりには、あらかじめ忌避剤やスプレーをまいておくと安心ですね。特に網戸によくカメムシが止まっていて不快な思いをしている方は、網戸に虫よけスプレーをしておくのもアリですよ。
ただ中にはお子様やペットへの影響が心配だという方もいらっしゃるかと思います。そういう場合にはハッカ油もカメムシには効果がありますので、コチラを使ってみてはいかがでしょうか。
カメムシは部屋のどこから入るまとめ
- 洗濯物や玄関・窓などの隙間から部屋に入ってくる
- 網戸の隙間を通り抜けて来るため、忌避剤やスプレーをまくと有効
以上のことがわかりました。
できるだけ家の中に入ってほしくないカメムシは、どこからでも侵入可能な厄介な害虫だということがわかりました。たとえ私たちが大丈夫と思っているところからでもカンタンに入ってきてしまうので、さらにそれを上回る対策が必要です。
こちらの記事を参考にまずは入れさせないための対策をしておきましょう。