セミは何度で鳴く、鳴き始める条件、種類によって鳴く時間帯は異なるのかについてまとめました☆
夏はおそろしいセミの季節ですよね。気付くと鳴き始め、最盛期にはそこかしこから大合唱が聞こえてきます。
一体いつ出くわすか恐怖におびえながら道を歩いてる時に、ふと『あれ?今日鳴き声あまりしないな』なんてことはありませんか?
この記事では
- セミは何度で鳴く
- セミの鳴き始める条件
- セミの種類によって鳴く時間帯は異なるのか
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
ちなみにリアルなセミの写真などは使用していませんので、ご安心ください。
セミは何度で鳴く?
セミは何度で鳴くのかについては以下のように言われています。
セミにとってはおよそ気温26〜33度くらいが活動するにはちょうどよい温度なのだそうです。
セミはだんだん日が昇ってきて気温が上昇してくると鳴き出しますよね。多くのセミは夏から秋にかけて活動的になり、その鳴き声は特に夏の季節によく聞かれます。
「暑い夏=セミの声」というくらい一般的で私たちにとっても身近なものですが、実はその生態についてはあまりよくわかっていません(;^ω^)
しかも夏の風物詩と言っても過言ではないセミは、暑い間はずっと鳴いているのかというとそうでもありません。どうやら気温が暑すぎるとセミは鳴かなくなってしまうようです。
セミってお構いなしに鳴いてるものではないの!?
どうやら35度前後の日が続くと、セミも人間と同じようにエネルギーが足りなくなったりします。また暑さに耐えられなくなったりして危険な状態になるようで、自分の体力と命を守るために気温が上がりすぎると鳴き声をあげるのをやめてしまいます。
これは意外ですね!てっきり夏の風物詩と言われる代表格な昆虫ですので、夏の暑さにはめっぽう強いものなのだと思い込んでいました。
ただそれもセミの種類や地域によって少し異なります。
アブラゼミ
気温が25度を下回ると鳴かなくなると言われています。また気温が高くなり過ぎても鳴かなくなります。
『ジリジリジリジリ』と鳴くのが特徴です。
ミンミンゼミ
気温は関係なく鳴き続けいている傾向にあります。どちらかといえば時間帯によって鳴くor鳴かないが関係しているようです。
『ミーンミンミンミンミー』と鳴くのが特徴です。
クマゼミ
気温が高くなり、32〜33度以上になると鳴くのを止めます。鳴くかどうかは気温が関係しているところが大きく、気温が下がってきた夕方にも声を聞くことができます。
『ワシワシワシワシ』と鳴くのが特徴です。
ニイニイゼミ
30度に届かない朝方や夕方にも鳴いているため、気温よりも時間帯によって鳴くor鳴かないが関係しているようです。
『チーーーーーーー』と鳴くのが特徴です。
ツクツクボウシ
基本はあまり気温を気にせずガンガン鳴くようですが、気温が25度を下回ると鳴かなくなると言われています。例年7月〜10月半ば頃まで鳴いています。
『オーシツクツク』と鳴くのが特徴です。
ヒグラシ
時間帯よりも明るさで動いているため、日がさす明るいときには鳴きません。25度を下回る朝方などにも鳴いてます。
『カナカナカナカナカナ』と鳴くのが特徴です。
セミが鳴き始める条件は?
セミが鳴き始める条件についてまとめました。
セミが鳴き始める条件については、やはり気温が一番関わっていますね。セミが鳴き始める条件としては気温が高く、25度以上の日が続くとポツポツと鳴き声が聞こえ始めます。
最近の日本の傾向を見ていると梅雨に入り始めた頃からすでに30度近くまで気温が上がってしまう日が発生していますよね。そのため例年7月中頃からセミの声が聞こえ始めるところ、早ければ梅雨が明ける前の6月末〜7月初旬頃からすでにセミの声が聞こえ始めています。
まだ6月頃からセミの声がし始めると『まだ早い!!』とドキドキしますよね(;^ω^)
セミはニガテですが、生き急いでほしい訳ではありません。梅雨が明けてから出てきてほしいと思ってしまいます。
セミの種類に鳴く時間帯は異なる?
セミの種類に鳴く時間帯は異なるのかまとめました。
- [アブラゼミ]朝方・午後
- [ミンミンゼミ]午前中
- [クマゼミ]午前中
- [ニイニイゼミ]早朝〜夕暮れ
- [ツクツクボウシ]朝方・午後
- [ヒグラシ]朝・夕方
セミの種類に鳴く時間帯について、一般的に鳴くと言われている時間帯になります。
ただもう夏の季節にセミの声を聞いていると、やんやし過ぎてしまい誰が鳴いてるのかなんて判断つきませんよね(;´・ω・)
セミは何度で鳴くまとめ
- 気温26〜33度くらいが活動的
- セミによって「気温」「時間帯」で活動の仕方が異なる
- セミによって鳴く時間帯が異なるが、基本1日中鳴いている
以上のことがわかりました。
暑ければ暑いほどけたたましく鳴いていると思っていたセミも、実は「気温」や「時間帯」で鳴くのを止めているという事実は意外でしたね。ただ結局誰かが鳴くのを止めていても誰か別の種類が鳴いているので、聞いている方としてはどの時間帯にも等しく鳴いていることには変わりありません(;^ω^)
ただでさえあのバケモノ級の大きさに恐怖を覚えるのに、さらにあのボイス…もう恐怖でいっぱいですが、気温や時間帯を見て『今はアイツが鳴いているのか…』と心構えだけでもできればと思います。
セミは何度で鳴くのかを把握して、近くにどんなセミが潜んでいるのか心積もりだけはしておきましょうね。