梅雨むくみやすいのなぜか、マッサージ・ツボ、解消に効く食べ物・お茶についてまとめました☆
梅雨は雨が続いて鬱々している中で、気付くと身体が「重だるい」なんてことありませんか(・∀・)
そんな重だるさは梅雨のむくみが原因の一つなのですが、梅雨はなぜむくみやすいのか、解消のためのマッサージ・ツボ、むくみに効く食べ物・お茶があるのか気になりますね。
この記事では
- 梅雨むくみやすいのなぜ
- 梅雨むくみマッサージ・ツボ
- 梅雨むくみ解消に効く食べ物・お茶
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
梅雨むくみやすいのなぜ?
梅雨むくみやすいのなぜなのか以下の原因が考えられます。
- 湿度の高さ
- 気圧の変化
- 運動不足
- 食事や水分摂取
梅雨むくみやすいのなぜなのかについて、梅雨時期ならではの気候による体への影響が原因だと考えられます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
湿度の高さ
梅雨の時期は湿度が高く、体内の水分の蒸発が阻害されます。
人間の体は汗をかくことで体温の調節をしていますが、湿度が高くなってくると汗が皮膚の表面から蒸発出来なくなって体内の熱が上手く発散出来なくなります。雨が多いことによる湿度の上昇でこの状態が続いてしまうと、体の水分代謝が滞ってしまい、むくみの原因となる可能性があります。
またこの時期に体が「重だるい…」と感じることが多いのも、これが原因によるものだと考えられます。
気圧の変化
気圧の変化によって血管やリンパ管の圧力が変わり、体液の循環に影響を及ぼすことがあります。その結果として余分な水分や老廃物が滞ってしまい、むくみが生じる可能性があります。
運動不足
運動不足は血液やリンパの流れを妨げることにつながり、むくみの発生を促す可能性があります。
食事や水分摂取
梅雨の時期はジメジメとした気候でイライラすることが多くなります。自律神経の乱れから食欲が増し、食事や水分摂取量が増えることがあります。
体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがありますが、食事からの塩分が多いと体の塩分の濃度を薄めるために水分を溜めこもうとするのでむくみやすくなってしまいます。
食事に含まれる塩分や水分の過剰摂取は体内の水分バランスを乱し、むくみを引き起こす可能性があります。
湿度が高くて皮膚表面からの汗が蒸発しにくくなり、水分が排出されず身体に溜ってしまうことや体内に熱がこもりやすくなるというのが『梅雨はむくみやすい』と言われる原因です。
また湿度が高いと気圧も下がるために自律神経のバランスが乱れ、血流も悪くなり余分な水分が溜りやすくなりますの一層むくみやすいんですね。
梅雨の時期は雨ばっかり続いて鬱々してしまいますが、さらにむくみにまで悩まされては身体がもちませんね(;´・ω・)そんなむくみに対して有効なマッサージ・ツボはあるのでしょうか。
梅雨むくみのマッサージ・ツボは?
梅雨むくみのマッサージ・ツボには以下のようなものがあります。
- 【マッサージ】足首まわりのマッサージ/ふくらはぎのマッサージ/リンパマッサージ/足裏マッサージ/身体全体ストレッチ
- 【ツボ】内関(ないかん)/太溜(たいりゅう)/三陰交(さんいんこう)/膝裏(しつり)/足三里(あしさんり)
梅雨むくみはマッサージ・ツボ刺激をすることで、むくみは軽減することができますよ。
ではやり方をみていきましょう。
足首周りのマッサージ
- 座位で足を伸ばし、足首をつかんで優しく回転させる
- 足首を持ち上げながら、指の腹でふくらはぎを円を描くように押す
- 足首からひざまで、下から上に向かってゆっくりと押し上げるようにマッサージする
ふくらはぎのマッサージ
- 座位で足を伸ばし、ふくらはぎを両手で包み込むようにして押します※手のひらを使って優しく圧迫
- 指の腹でふくらはぎをさするようにマッサージするす※力を入れすぎず、ふくらはぎ全体に均等に圧をかける
リンパマッサージ
- むくんでいる部分にリンパの流れに沿ってマッサージをす※指の腹を使って、ゆっくりと力を入れずに押す
- 上から下へ、心臓に向かって押し流すようにマッサージをする※軽く押すことでリンパの流れを促進させる
主なリンパ節は「耳の下」「鎖骨」「わき」「ひじ」「お腹周り」「鼠径部」「膝うら」にありますよ。
足裏のマッサージ
- 座位で足を持ち上げ、足裏を手のひらでグリグリと揉みほぐす
- 足のアーチ部分を指の腹で押し、むくみがある箇所に重点的に刺激する
体全体のストレッチ
- 上体を前に倒して足先に手を伸ばし、背中やハムストリング(大腿裏側)を伸ばす
- 腕を頭上に伸ばして、体を伸ばすように引っ張る
これらのマッサージ方法は、むくみの緩和やリンパの流れを促進するのに役立つことがあります。
ただし力まかせに刺激するのではなくマッサージ自体は適度な力で行い、痛みや違和感を感じた場合はすぐにやめてくださいね。
梅雨時期だけむくんでいるという症状ならばこちらのマッサージが有効かと思いますが、慢性的にむくみがあるという場合には医師や専門家に相談することをおすすめしますよ。
次にむくみ対策に効果的ないくつかのツボを詳しくみていきましょう。
内関
太溜
三陰交
膝裏
足三里
これらのツボを刺激する際は指の腹を使ってゆっくりと押し、適度な力を加えてくださいね。
数秒から数分間、ツボを刺激することでむくみの緩和や体液の循環促進といった効果が期待できますよ。
ただし妊娠中や特定の疾患を抱えている場合はツボの刺激による影響がある可能性があるため、まずは医師に相談することをおすすめします。
梅雨むくみ解消に効く食べ物・お茶は?
梅雨むくみ解消に効く食べ物・お茶として以下のものがあります。
- [食べ物]野菜・いも類・くだもの・豆類
- [お茶]緑茶・とうもろこし茶・ウーロン茶・ルイボスティー・たんぽぽ茶
カリウムを含む食べ物が効果的です。カリウムには余分なナトリウムを輩出する働きがあるため、むくみの解消を助けてくれますよ。お茶は利尿作用により余分な水分を輩出し、むくみを解消する効果があるようです。
ちなみに上で挙げた食べ物にはどんなものがあるのか詳しくお伝えしておきますね。
野菜
ほうれん草・枝豆・モロヘイヤ・小松菜・水菜・たけのこ・ブロッコリー・春菊・かぼちゃ
野菜にはカリウムがたっぷり含まれています。ほうれん草・枝豆・小松菜・水菜あたりは日々の食事にも取り入れやすいのではないでしょうか。
いも類
里いも・さつまいも・長いも・ジャガイモ
いも類も野菜と同様で多くのカリウムが含まれています。ただ糖質も多いため、食べ過ぎには注意が必要ですよ。
くだもの
アボカド・バナナ・メロン・キウイ・ブドウ・いよかん・オレンジ・いちご・柿
果物にはカリウムのほかにビタミンCや抗酸化物質なども含まれており、むくみ解消とともに美容にもうれしい成分がふくまれています。ただしこちらも糖質がありますので、取り入れる際は食べ過ぎに注意してくださいね。
豆類
納豆・大豆・あずき・ひよこ豆
豆類もカリウムが豊富で、かつ取り入れやすさ抜群です。特に納豆は毎日食べても良いほどで、取り入れやすさもピカイチですね。
これらの食べ物・お茶をバランスの取れた食事に取り入れることで、むくみの軽減に役立つことがあります。ただし個々の体質や健康状態によって効果は異なるため、適度な摂取量を守りながら試してみてくださいね。
梅雨むくみやすいまとめ
- 梅雨ならではの気候による湿度の高さ・気圧の変化・運動不足・食事や水分摂取が原因と考えられる
- 身体に溜まった水分を流すことを意識し、優しくマッサージ・ツボ刺激をすることが効果的
- カリウムを含む食べ物・利尿作用を促すお茶が効果的
以上のことがわかりました。
ただでさえ梅雨はジメジメして髪の毛も大きくなって嫌なことばかりの中で、さらにむくみに悩まされるなんてたまったもんじゃありませんよね(;´・ω・)
梅雨がむくみやすいということを知っているか知らないかで心持も違いますし、対策を知っておくだけでも体に良いことを心掛けることができます。ちょっとしたスキマ時間にむくんでいる個所をさすってあげるだけでも何もやらないよりは良いですし、それをリンパに流してあげれば効果も増しますよ。
トイレに行きたいと思ったら面倒くさがらずに「むくみ解消♪」と思って、余計な水分は輩出してあげるように心掛けてくださいね。
梅雨むくみやすい体をいたわりつつ、次に来る厳しい夏に備えましょう。
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