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サル痘をわかりやすく説明すると?感染原因・症状・ワクチンはある?

国際

欧米を中心に感染が拡がっている「サル痘」について、世界保健機関(WHO)が2022年7月23日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当すると宣言を出しましたね。この宣言についてWHOのテドロス事務局長は『緊急委員会で全会一致の結論には至らなかったものの、感染についてわからないことが多く、世界中に急速に拡大している』ことなどから宣言発出に踏み切ったとしています。しかしこの宣言はWHOとして最高度の警告を発して各国当局に感染拡大防止に向けた取り組みの強化を促す措置ではありますが、強制力はありません。
2020年1月30日に新型コロナに対してWHOが緊急事態宣言を出した際、日本自体はどこか少し他人事感がありませんでしたか?まさかここまで長引くものとは…というのが正直な感想でした(;・ω・)その時の経験から考えると、「サル痘」について前もって少しでも知識を入れておいた方が良さそうですね!ただ説明もわかりにくいものばかりですよね。今回は「サル痘」についてわかりやすく説明をまとめてみました

サル痘の【感染原因】をわかりやすく説明すると?

感染した動物や人と接触すると感染してしまうほど強いようです。

  • アフリカに生息するリスなどのげっ歯類を始め、サル・ウサギなどのウイルスを保有する動物との接触によりヒトへ感染
  • 感染者・動物の皮膚病変・体液・血液との接触で感染
  • 感染者との対面にて飛沫に長時間さらされると感染
  • 感染者が使用した寝具などの接触等により感染
  • 潜伏期間:通常7~14日(最大5~21日)

接触しただけで感染してしまうリスクがあるなんて…感染力はめちゃくちゃ強いみたいです。この感染力はある意味コロナよりも強そうでこんなのが一緒に流行ってしまったらと考えると怖すぎますね。さらに潜伏期間が1~2週間程度ということからも、知らず知らずのうちに感染を拡大させてしまう可能性はかなり高いですね。では感染してしまうとどんな症状が出るのか…気になりますね。

サル痘の【症状】をわかりやすく説明すると?

どうやら始めは風邪のような症状が現れ、その後皮膚に異常が見られるのが特徴のようです。

  • 発熱・頭痛・リンパ節腫脹などの症状が0~5日程度持続&発熱1~3日後に発疹が出現
  • 顔面や四肢に発疹が多く出現し、徐々に盛り上がってきて水疱(みずぶくれ)・膿疱(膿の溜まり)・痂皮(体液や膿が固まって皮膚に付着してしまう状態)となる
  • 多くの場合2~4週間持続して自然軽快するものの、場合によっては合併症などの重症化することもある
  • 皮膚の二次感染・気管支肺炎・敗血症・脳炎・角膜炎などの合併症を起こすことがある

体調悪くなるのでさえ不快なのに、加えて皮膚の不調となるとかなり気が滅入ってしまいそうですね。さらに2022年5月以降の欧米を中心とした流行については、従来の報告とは異なる症状が指摘されているようです。

  • 発熱やリンパ節腫脹などの前駆症状が見られない場合がある
  • 病変が局所(会陰部・肛門周囲や口腔)に集中しており、全身性発疹が見られない場合がある
  • 異なる段階の皮膚の発疹が同時に見られる場合がある

とにかく皮膚に異常が見られるのが特徴のようです。しかも比較的柔らかく弱い所に病変が出てしまうようですね。普段の生活ではあまり気にしないところではあるので、もしかしたら気付くのに時間がかかってしまう場合もあるかもしれませんね。
治療は対症療法を行っていくようで、とりあえず皮膚の異常が出ているところに対しての処置をするという形になるみたいです。

サル痘の【ワクチン】をわかりやすく説明すると?

予防法としてはワクチンが効果があるとされています。

  • 天然痘ワクチンによって約85%の発症予防効果があるよされている
  • 流行地ではウイルス保有の動物や感染者との接触を避けることが大切

じゃあこのワクチンは日本で打つことが出来るのか気になりますね。

実は日本では1976年以降、天然痘ワクチンは摂取されていないためにこれ以降に生まれた人には免疫がないと考えられています。現在厚生労働省はまず患者と接する可能性のある医療従事者に摂取できるかどうか検討しているそうです。
国内では熊本市にあるKMバイオロジスティクスが天然痘ワクチンを生産していますが、再びこれを全国民対象となった場合はワクチンが足りなくなってしまうケースが出てきそうですね。ただ日本にもワクチンを生産してくれているところが残っていたことは唯一の救いかなと思いました。

サル痘をわかりやすく説明するとのまとめ

  • ウイルス保有の動物との接触でヒトへ感染
  • 感染者との接触・飛沫で感染拡大
  • 皮膚の異常(発疹)が特徴的な症状
  • ワクチンはあるにはあるが、現在はまず医療従事者へのまず優先

ということがわかりました。

現在のところ日本にはまだ「サル痘」感染の話はありませんが、それも時間の問題ではあります。食い止められればラッキーですが、いつどのような形で検疫をすり抜けて日本国内に入り込んでしまうかは誰にもわかりません。新型コロナウイルスが流行している最中に「サル痘」まで入ってきてしまっては本当に日本は回らなくなってしまいます。

まず「サル痘」がどんな病気でどういう症状が出るのかだけでもわかっておくのは知識としても損はありません。自分の身を守るという意味でも、知識の1つとして留めておいて頂ければと思います。

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