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北朝鮮が弾道ミサイルをなぜ撃つのか?理由・思惑・目的は?

国際

北朝鮮弾道ミサイルのようなものを複数回発射したというニュースが飛び込んできました。5月25日の朝だけで3回も発射したとのことで、なぜこんなにもミサイルを撃つのか理由が気になりますね。北朝鮮が弾道ミサイルのようなものを撃ったというニュースが入るたびに、それが日本海に落ちたと聞くたびに不安を感じますが、一体そこにはどんな思惑があるのか…今回は北朝鮮が弾道ミサイルを撃つ理由・思惑・目的について調べてみました。

北朝鮮が弾道ミサイルをなぜ撃つのか?

北朝鮮がミサイルをなぜ撃つのかというと、1つは軍事力の強化を進めるためです。私達が目にする北朝鮮の情報に対する印象としては、よく「自国の軍事力を示す」というようなニュースを放送しているのを目にします。しかし他の大国に比べて自国の軍事力が劣ることを自覚しているのでしょう。世界軍事力ランキングというものがあり、2022年度版も発表されています。トップ10は以下のようになっています※今後の集計結果によっては変動する可能性もあります。

  1. アメリカ
  2. ロシア
  3. 中国
  4. インド
  5. 日本
  6. 韓国
  7. フランス
  8. イギリス
  9. パキスタン
  10. ブラジル

ちなみに30位北朝鮮となっています。北朝鮮が持っている武器・戦車・戦闘機は極めて古くて性能が低いものです。兵士の数だけで考えると韓国よりかははるかに多いですが、トータルの軍事力でみると韓国や在韓米軍には到底及びません。北朝鮮もそれを十分理解しているからこそ、勝てないから一発逆転の切り札としてミサイル開発を進めるために撃っているんですね。意外だったのは日本の軍事力が高いという点には驚きました。

北朝鮮が弾道ミサイルを撃つ理由・思惑・目的は?

ミサイルは核弾頭を運ぶための手段

現在のミサイル開発を進めることにより、そこに核弾頭を載せて発射できるように開発をしているんです。ミサイル開発を進めることは核開発が進むことを意味しており、“ミサイル開発は核開発と2つで1つ”として考える必要があります。さらにアメリカに対して圧力をかけているのではないかと考えられます。

アメリカとの交渉停止に対しての圧力

現在北朝鮮とアメリカの交渉が止まっていて、北朝鮮に対する制裁緩和にメドが立っていません。アメリカの政権がトランプ前大統領からバイデン大統領に変わり、北朝鮮はまた交渉をやり直す必要があるんです。ただ現在アメリカはウクライナで手一杯になっており、対話がストップしてしまっています。しかも現在バイデン政権との間で壊したら困るような会談も設定されていない北朝鮮としては『今のうちに試したいことは試しておこう!』と判断したのではないでしょうか。「アメリカが北朝鮮を放っておくから核開発進めます⇔核開発を進めて欲しくないなら交渉しましょう」という思惑を行ったり来たりしながらミサイル開発を進めているのではないでしょうか。

国防5か年計画の実行

2021年に北朝鮮は国防5か年計画を発表しました。そこで大陸間弾道ミサイルの開発推進を始めとした軍事力の強化を打ち出しました。それに基づく国防力の強化を図っているのでしょう。

北朝鮮が弾道ミサイルについてのまとめ

軍事力というのが北朝鮮が世界に示すことが出来る有力なカードであると同時に、自国を守る唯一の道なのでしょうね。しかし2016年に開かれた国連の安全保障理事会では、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を停止するよう求める決議が採択されています。そのため北朝鮮が弾道ミサイルを発射するたびに安全保障理事会の決議に違反しているのです。
他国間の関係については本当に難しく、色々な思惑が交差しながらもお互いの関係が成り立っていますよね。正しいと信じてきたものを取っ払い、凝り固まった頭を柔らかくするというのは難しいことです。しかし自国・国民のことを大切にして世界の中で上手に渡っていくことを考えて、ミサイル開発をやめて欲しいと願って止みません。それは北朝鮮だけではなく、日本含めて全ての国に言えることですね。

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