熱中症警戒アラート発令でプール中止なぜ？子どもにどんな危険がある？

熱中症警戒アラート発令でプール中止なぜ、子どもにどんな危険があるのかについてまとめました。

熱中症警戒アラートが発令されると学校のプールが中止になってしまうのはなぜなのでしょうか。

夏になるとよく目にする『熱中症警戒アラート』ですが、だったら逆にプールに入って涼んだ方がいいのではと考えてしまいますよね。

なぜ中止をしなければならないのか…その理由が気になります。

この記事では

についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

熱中症警戒アラート発令でプール中止なぜ？

熱中症警戒アラート発令でプール中止なぜなのかについては、

この理由によってプールを中止にしているんですよ。

プールに入れば涼しいのに、熱中症になったりするの？！

皆さまこう思われるから、「なぜ中止になるんだろう？」と疑問を持つかと思います。

では詳しく説明していきますね。

夏になると、気温が高くなり熱中症アラートが発令されることがあります。

熱中症アラートは『気温』や『湿度』が高くて、カラダが暑さに負けてしまう危険があるときに出されるものなんですよ。

熱中症になると以下のような症状が現れます。

さらに場合によっては意識を失うこともあるとても危険なものです。

これらの危険を防ぐために熱中症アラート発令がされたときに、学校ではいくつかの活動が中止されることがあるんですよ。

その一つが『プールの授業』というわけですね。

プールの授業中の子どもたちの過ごし方を思い出してください。

プールに入るとはいえ、太陽の下での運動は体温を上げるため熱中症のリスクを高めます。

さらに『水に入っていると涼しく感じる』かもしれませんが、実際カラダは運動によってどんどん熱を発しています。そのため長時間の水泳はカラダに負担をかけてしまうんですよ。

特に暑い日のプールは水温も上がりやすく、涼むどころか体温調節がうまくできなくなることもあります。

大人でもこの体調変化には気付きにくいところがありますので、ましてやお子さまなんかはプールに夢中になってしまうと自分の体調に気付くのが遅くなってしまう可能性が高いですよね。

またプールから出た後にカラダが水に濡れたままの状態で過ごすと、体温が急に下がったり、逆に急に上がったりすることがあります。

このような急激な体温の変化はカラダにストレスを与え、熱中症を引き起こしやすくなるんですよ。

さらにプールから出た後に日陰で休む時間が足りないと、カラダが十分に冷却されずに熱中症になるリスクがさらに高まります。

実際にプールの後に気分が悪くなってしまった子どもが保健室で休むことになった、なんて事例もあるんですよ。

幸い重症には至らなかったようですが、一歩間違えていたらとても危険だということがわかりますよね。

これらのことからも、熱中症アラートが発令された日にプールの授業を中止することは

だということがわかりますよね。

暑い日に外で運動することは危険が伴い、特にプールのような活動はそのリスクがさらに高くなります。

学校や先生たちは子どもたちが安全に過ごせるように、状況に応じた適切な判断を下すことが求められています。

それに加えて、子どもたち自身も熱中症の危険性を理解して自分の体調に注意を払うことが大切だとわかっておいた方がいいでしょう。

水分補給をしっかりと行い、休息を取ること…そして無理をしないことが熱中症を予防するための基本ですので、こちらは親御さんからもお子さまに常日頃からお話ししておきましょうね。

熱中症アラート発令中のプールの危険性についてよくわかりましたが、実はこれ以外にも危険なことはあるということをご存知ですか？

【熱中症警戒アラート】プールでは子どもにどんな危険がある？

【熱中症警戒アラート】プールでは子どもにどんな危険があるのかについては、

こちらの可能性が非常に高まります。

では1つずつ見ていきましょう。

プールサイド

夏の強い日差しによってプールサイドが非常に熱くなり、はだしで歩くとヤケドしてしまう可能性があります。

こちらは実際にある学校ではプールサイドが熱くなりすぎて、子供が足を火傷してしまったという事例が報告されているんですよ。

そのため、プールサイドを歩く際にはサンダルを履くことが推奨されています。

金属部分

夏の強い日差しによって金具系は非常に熱くなり、そこに触れてしまうとヤケドをしてしまう可能性があります。

基本的にはプールの中に金具系は少ないですが、プール脇にある手すりや周囲のフェンスも危険ですよね。

日焼け

夏の強い日差しによって想像以上に日に焼けてしまい、ひどい熱傷を起こしてしまう可能性があります。

プール周辺には日陰が少ない場合があります。

日陰が少ないということは直射日光を浴び続けることになりますので、場合によってはカラダにヤケドを起こしてしまうなんてこともあり得ますよね。

今の日差しは昔に比べたらかなり強力になっています。

以前の感覚でプールや海に行ったら予想以上に焼けてしまって、水ぶくれを起こしてしまったなんて事例もあります。

現在のお子さまはラッシュガードを着用されているのでこの辺りについては大丈夫だと思いますが、もし万が一着用せずにプールや海に行かれるなんてことがあったら…重々気を付けましょうね。

これは子どもに限らず大人にも言えることですので、大人もラッシュガードは着用しておいた方がいいですよ。

熱中症警戒アラート発令でプール中止理由まとめ

以上のことがわかりました。

学校のプールが中止になる理由は決して楽しい時間を奪うためではなく、子どもたちの健康を守るためです。

大人たちはみんな、子供たちが安全で楽しい学校生活を送れるように心を配っています。

そのため熱中症アラートが発令された日は、しっかりと休息を取って次の楽しいプールの時間を待つようにしましょうね。