飛行機事故の荷物どうなる、携帯・財布等ポケットに入ってれば持ち出せるのかについてまとめました★
2024年1月2日に起きた飛行機事故で、焼けてしまった機内に取り残された荷物の行方が気になりました。大切なものもたくさんあったかと思いますが…飛行機事故に遭った時、荷物はどうなるのでしょうか。
この記事では
- 飛行機事故の荷物どうなるのか
- 飛行機事故で携帯・財布等ポケットに入ってれば持ち出せるのか
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
飛行機事故の荷物どうなる?
飛行機事故の荷物どうなるのかについて、
となります。
飛行機事故に遭ってしまった場合、できれば荷物と共に脱出したいと切実に思いますよね。ただこちらに関しては、残念ながら手荷物を持って逃げることはできませんので注意してください。
これはまず何よりも『人命第一』という考え方によるものです。
滑り台のような「脱出シューター」を使用する場合に、脱出姿勢というものがあります。これは座った状態で手足を前にピーンと伸ばす姿勢のことです。
脱出シューターで降りる時は、この姿勢をとります。一番安全だとされている姿勢です。
ペットを抱えて降りることはできません。もし無理矢理抱えて降りたとしても、貴方かペットが怪我をしたり、途中で止まるなどして他の人が降りられなくなる可能性もあります。
もう自家用ジェットを使いましょう。 https://t.co/lPDwQLLrq8 pic.twitter.com/2BkQQ3PFmx— うっちー (@ucchy01) January 4, 2024
この姿勢をとるのに何かを手に持っていたり背負っていたりすると、一番安全と言われる姿勢が取れずにいらないケガに繋がる可能性がありますよね。また荷物を持っていたがためにシューターを傷付け、後ろの人が脱出できない…なんて最悪な状況だって考えられます。
そうならないように、手荷物を持っての脱出はできず、機内に置いていかなければなりません。
手荷物ではないけれど、ヒールを履いている女性はやはりシューターを破損してしまう可能性があるということで靴を脱ぐように求められることもあるんですよ。
履いている靴ですらダメな場合があるということは…手荷物なんて持ち出すことはできないということがわかりますよね。
たしかにシューターを使って逃げ出さなければならない状況というのは、かなりひっ迫した現場であるということがわかります。その中で手荷物を収納棚から取り出して…なんてことやっている場合ではありません。
普通に考えても飛行機が目的地に到着した際に、シートベルトサインが消灯した瞬間を思い出してください。乗客が一斉に立ち上がり、手荷物を棚から降ろし始める様子…あの行為を経て、全員無事に逃げられるかといえば…答えは明確ですよね。
飛行機事故の際に携帯・財布等ポケットに入ってれば持ち出せる?
飛行機事故の際に携帯・財布等ポケットに入ってれば持ち出せるのかについて、
ということを忘れないでください。
飛行機事故が起きた際、まず第一優先事項は『機内からの脱出』です。そのため「携帯・財布などをポケットに入れておけば持ち出せる」ということはありません。
普段からポケットに携帯・財布を入れている方に、こういう状況になったときにわざわざ「出してください!」ということはないかもしれません。本人も無意識で入れているので、気付いたら持っていたということもあるかと思います。
ただし、基本的には持ち出せないことになっているということを忘れないでください。ポケットに入っているものに気付いた乗務員さんが「危険!」と判断したい際には、ポケットから出すことを求められるでしょう。その場合には速やかに係員の指示に従ってくださいね。
緊急脱出をしなければならない状況というのは「ほんの1秒が命取り」になる危険な状態です。まずは素早く円滑に無事全員が脱出するために、荷物を持って出てはいけないということを認識しておきましょう。
また中にはわざとポケットに入れれば持ち出せるかも…なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしそこは「人命最優先」の場所…1人がルール違反をしてしまうと『じゃあ自分も!』なんて思ってしまい、現場はパニックなってしまう可能性がありますよね。
そうならないようにまずはルールを守り、速やかに避難を行ってください。
ポシェット、ボディバッグ等全てNGだと思っていただいた方がよろしいかと存じます〜!出口で荷物を置け!置かない!で揉めますとあとがつかえ後ろのお客様の脱出が遅れますので最初から持たないでください。お子様のリュックは完全にNGです。滑り台を滑る際バランスを崩してお怪我にもつながります。 https://t.co/4bjhiiqDoK
— 御前モカ🕊🕊侵略反対 (@Babylion_110) January 4, 2024
もちろんカラダにピタッと着用できるボディバックでさえNGだと思っていた方がいいですよ。とにかく「裸一貫で逃げる!」と思っておいた方が、スピーディーな脱出ができますよ。
ちなみに通常の場合ですと、一旦脱出した後に航空会社の係員が機内に入って各座席に取り残されている手荷物を座席ごとに回収してくれるようです。その後空港ビル内で待機する乗客に手荷物が返されるようになっています。
ただ…飛行機が全焼してしまった場合に関しては機内の手荷物などはすべて燃えてしまい、乗客への返還は不可能ですよね。
飛行機事故の荷物は補償されるの?
飛行機事故の荷物は補償されるのかについて、
ということがわかっています。こちらは各航空会社の約款がありますので、そちらに従うカタチになりますよ。
ちなみに今回のケースで言えば、20万円の補償がされるという話が出ています。
しかし預けた荷物もスマホも持てないとなると20万の補償では絶対足りんな…
命が助かればありがたいと思わないといけないんだろうけど、やはり乗客にとっては災難の一言に尽きる… https://t.co/NE6ZlrLO5a— フ ナ ム シ (@funamushi_bb) January 5, 2024
もらえるだけ…とは思いますが、基本スマホを買ったら終わりくらいですね。本当こんな事故、乗客にとっては恐怖と災難でしかなかったですよね。
今回の手荷物全損の賠償金が20万だから、これはもう単純に「補償される金額以上のものは最初から機内に持ち込まない」がファイナルアンサーだった
— ミキサー (@mixerkun) January 4, 2024
飛行機事故はめった起こるものではありませんが、起きたときの被害規模はかなりのものですよね。何となく今回の飛行機事故で学んだ教訓としては「大切なものは持ち込まない」ということだったかと思います。
飛行機事故の荷物どうなるまとめ
- 避難の際に手荷物は持ち出し不可能
- ポケットのものも基本的には持ち出せない
以上のことがわかりました。
2024年度の始まりは大きな災害・事故ばかりで、気が滅入ってしまっている方も多いかと思います。ただいずれにしても大切なことは「正しい知識を持つこと」と「もしもの備え」なんだということがわかりました。