ソフト老害とは何歳から始まるのか、特徴、スルー推奨な言葉とは何があるのかについてまとめました★
ソフト老害という言葉が話題に挙がっています。この言葉は放送作家の鈴木おさむによって発信された言葉ですが…鈴木おさむさんが仕事を辞めようと決意させるまでに至ったソフト老害とは一体何なのか気になりますね。
この記事では
- ソフト老害とは何歳から始まるのか
- ソフト老害の特徴
- ソフト老害のスルー推奨な言葉とは何があるのか
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
ソフト老害とは何歳から始まる?
ソフト老害とは何歳から始まるのかについて、
どんな若い世代であってもソフト老害に当たる行為をしてしまうと考えられますよ。
この『ソフト老害』とは、そもそも放送作家の鈴木おさむさんが作った言葉なんですよ。
どうやら自身の経験から、自分が若者たちの妨害をする「老害」となっていたことに気付いたそうです。これをきっかけの1つとして、鈴木おさむさんは放送作家の仕事を辞めると決意されていました。
どうやら自分では「上の意見と下の意見を上手にまとめたつもり」だったようなのですが…実はそれが下の世代から見たら、その行動が『老害に見えていたりする』ということに気付いたとお話しされていました。そしてそれを鈴木おさむさんは『ソフト老害』と名付けたとしていました。
高齢者だけじゃない『ソフト老害』が話題に 放送作家・鈴木おさむさん「40代でも行動次第では老害に」
32年間続けた放送作家を辞める鈴木おさむさん「老害」がキッカケに
言ってる事はわかるけど、老害という言葉で片付けるとまた○○ハラとかになって色んな意見が言いにくくなる気がする… pic.twitter.com/CCCO3Neooc
— rila りら (@rila_rila_ka) February 12, 2024
鈴木おさむさんがきっかけとした出来事…誰しもが意識せずにやってしまいそうなささやかなものですよね。特に行動・発言した方は「そんなつもりなかったのに…」というようなことで、防ぐのはなかなか難しそうです。
そんな気になるソフト老害の特徴とはどんなものなのか…気になりますね。
ソフト老害の特徴は?
ソフト老害の特徴についてまとめました。
- 常にイライラしている
- 自分が正しいと思い込んでいる
- グチや過去の武勇伝を語る
- 偉そうな態度を取る
- 他責思考になっている
- 話がくどい
- 見返りを求める
- LINEなどでの絵文字の乱用
- 「もうおじさんだから」と予防線を張る
この特徴を見て、中には「あ…っ!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ソフト老害の特徴としては、ある程度人生経験を積んでしまったがために「自分はこの人よりも経験がある」「若い人を導いてあげなければ」「自分の経験を伝えて勉強させてあげよう」などの勘違いから起こるもののようです。
そこに年齢特有の更年期的な特徴であったり、反省できない凝り固まった思考などが複雑に入り混じり…なんだか面倒くさい人になってしまっているんですね。
また若いのか若くないのか微妙な年代ということもあり、『年齢』というものに人一倍敏感になっているのも特徴ではないでしょうか。特に予防線を張ってしまうというのは、何か守りたいものがあるからこう言ってしまうのだと思われます。
こう考えると…ソフト老害とは、誰もがなり得てしまうものなんですね。また気を付けていたとしても、ならないようにするにはなかなか難しいものだということがわかりました。
たしかに学ぶべきこともあるかとは思いますが、言われる側にとっては人によっては受け入れがたいものになってしまうのではないでしょうか。そういた場合、受け取る側も取捨選択が必要になってくるかと思いますが…一体どんな言葉を投げかけられたらスルーしていいのか目安が欲しいですよね。
ソフト老害のスルー推奨な言葉とは?
ソフト老害のスルー推奨な言葉については以下の通りです。
石の上にも三年
昔は耐えることこそ美徳とされてきましたが、今の時代も同じとは限りません。
よく聞く言葉の1つに「同じ職場に3年は勤め上げないと…」みたいな言葉があります。ただ苦しみながら3年頑張ったとしても根性はつくかもしれませんが、心はすり減ってしまいますよね。
であれば、早いところ転職して次の職場でキャリアアップを図っていった方が効率的ではないでしょうか。
仕事は我慢するもの
これも根性論の1つで、昔は耐えてこそ…という時代でした。ただこれから先は仕事の定年も年齢がどんどん高齢化していく中で、ずーっと我慢し続けていては辛すぎますよね。
どうせやるなら楽しく仕事をしたいと考えているのならば、スルーした方が自分のためになりますよ。
もっと先輩を敬え
先輩を小バカにしたような態度を取っていて言われるのであれば、その態度を改めなければなりませんが…そうでなければスルーしてもいいのではないでしょうか。本当に尊敬できる人は、自分からこんなカッコ悪いこと言いませんよね。
こういう事例は反面教師として、学ばせて頂けばいいかと思います。
お前のためを思って
本当に自分のためを想って言ってくれている言葉であれば、大切に受け取っていいかと思います。ただそれが言っている側のエゴで発せられた言葉であれば、スルーしてもいいかと思います。
風邪くらいで休むな
辛さは人それぞれです。体調不良をこじらせて長引かせるよりも、きちんと治した上で復帰した方が効率は良いですよね。
みんな辛い
前と同じく…辛さは人それぞれです。ひとまとめにみんな同じというわけではありませんので、こんな言葉はスルーしてもいいでしょう。
やる気あるのか
この言葉を投げかけられると逆にやる気を無くす人も多いのではないでしょうか。やる気はあるけど、その熱量は人それぞれです。中にはやる気が人に伝わりにくい人もいるでしょう。こんな言葉にいちいち傷つくのは時間の無駄ですので、スルーしましょう。
もう帰るの?
残業の同調はやめて欲しいですよね。仕事が終われば帰るのが当たり前ですので、スルーしてしまっていいかと思います。
普通こうじゃない?
「普通」って何だろう…と、とても判断が難しいところですよね。とはいえ、その人の言っている「普通」は世間では通用しない場合だってあります。そのためこういう言葉にはあまり惑わされなくていいかと思います。
厳しいこと言うけど
ソフト老害の特徴の1つですね。自分の経験から教えたくなってしまったのだと思いますが、誰しもがすべて同じ道を辿るわけではありません。
仮に同じ道を辿って自分の場合はうまくいかなかったとしても、その人は何の責任も取ってくれませんよ。なのでこういった言葉も自分の中での取捨選択が必要になってきます。
付き合い悪い
プライベートの時間は自分の自由です。アフターのお付き合いができるパワーがあるかどうかも人それぞれ違いますので、無理はしなくていいと思います。
空気読んで
みんながみんなこのスキルが備わっていたら、そもそも「老害」などという言葉は生まれていませんよ。
どこに行っても通用しない
そんなことはありませんよ。委縮して本来の力が発揮できない場所に留まるよりも、自分の能力をいかんなく出せる場所に行く選択をするのはアリだと思います。
友達は多いほど良い
ただこの中で本音を語れる友達は何人いるかということが重要ではないでしょうか。
実は年を取れば取るほど、交友関係は精査されていきます。お互いの環境の違いで疎遠になってしまうなんてことも…。
ただ本当に手放したくない友人とは連絡を取り合っているはずですので、上っ面の交友関係で疲弊するよりも今ある縁を大事にすることが大切ですよ。
大企業の方がいい
大企業だろうが中小企業だろうが、大切なのは仕事内容と社風です。一概に誰にとっても良いというわけではありませんので、スルーしましょう。
どうせ失敗する
こういう人ほど失敗します。まずはやっていないことには、結果は誰にもわかりませんよね。
まだ〇〇しないの?
〇には「結婚」「出産」などが入りますが…これも人それぞれです。余計なお世話以外のナニモノではありませんので、スルーしてしまっていいかと思います。
うつ病は甘え
気合で病気が治るなら、そもそも医者という職業はありませんよね。そうでないから病院に行き、専門医に相談をするんです。専門家でもない人の声に耳を貸す必要はありませんよ。
ソフト老害まとめ
- 30代・40代でも注意が必要
- 人生経験を積んでしまったがために生まれた勘違い+更年期的な特徴+凝り固まった思考をもった面倒くさい人
- 自分の考えを押し付けてくるような言葉は基本スルーでOK
以上のことがわかりました。
ソフト老害は誰しもが知らないうちにやってしまいそうな特徴がありますよね。これは意外と若い世代にも起こり得ることなのではないでしょうか。
元々は「老害」という言葉があって、それよりもう少し若い世代が起こしてしまったことから「ソフト老害」と名付けられていますが…この先には今度「若害」というような言葉も生まれてくるのではないかと感じますね。
すべてを防ぐというのは難しいですが、今後はあまり自分の価値観を押し付けるのだけはやめた方がいいですよ。