髙島屋ケーキ崩れ原因不明の理由4選わかりやすく、高島屋全責任のワケについてまとめました♪
髙島屋で購入したクリスマスケーキが崩れていた事案に対して、2023年12月28日に高島屋が会見を行いました。その中でケーキの崩れた原因は不明としていましたが、なぜ不明とされたのか気になりますね。
会見では色々な質問が飛んでいてよくわからなかった方のため、その理由をわかりやすくまとめました(*’ω’*)
この記事では
- 髙島屋ケーキ崩れ原因不明の理由4選わかりやすく
- 髙島屋ケーキ崩れ原因が高島屋全責任のワケ
についてわかりやすくお知らせします。
また崩れたケーキを購入された方への対応はどんなものなのかについて詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
髙島屋ケーキ崩れ原因不明の理由4選わかりやすく!
髙島屋ケーキ崩れについて原因不明とされた理由について、
- 配送時と同じ気温を再現できない
- 配送時と同じ気候を再現できない
- 配送エリアに偏りはなかった
- 崩れ方に統一性がなかった
ということから、検証が難しいということでクリスマスケーキの崩れの原因を明確に特定することができないという結論に至ったのでそうです(;´・ω・)
それでは検証が難しいとされた理由についてお伝えします。
配送時と同じ気温を再現できない
12月26日までに配送が終了した時点で、すべてのケーキの配送時の気温を検証として再現することができないという結論に至りました。これでは明確な検証を行うことができず、ピンポイントの問題解明は不可能だという結論に至ったようです。
配送時と同じ気候を再現できない
気温同様、配送時の気候についてもまったく同じ状況というものの再現は困難です。つまりあの時と同じ状況で再現できないようであれば、信憑性はなく一概にどこが悪かったという原因の究明はできないというのが高島屋の考えのようですね。
配送エリアに偏りはなかった
ケーキが崩れていたという声に地域的な偏りはなかったとのことです。ケーキに関しては、北は北海道から南は沖縄まで全国への配送を行ってきています。その中でどこからの地域が特に問い合わせが多いという特徴もなく、問い合わせ地域は全国にわたるとお話ししていました。
崩れ方に統一性がなかった
また崩れ方にも統一性がなかったようです。崩れたケーキの画像を見ると、すでに解凍されてしまった状態で届いたのかと思えるほどのぐちゃぐちゃ具合でした。
しかし高島屋の調査によると『柔らかい状態で崩れているケース』『崩れているけれど固まっている状態』とケースバイケースで違いがあったようです。
これがさらに原因特定を困難にしている要因なのでしょうね(;´・ω・)
つまり【きちんとした実証実験ができない】【地域的な特性もない】【ケーキの崩れ方に統一性がない】という点から、どうしてケーキが崩れてしまったのかという原因の解明が難しいという結論に至ったとのことです。
髙島屋ケーキ崩れ全責任のワケはなぜ?
髙島屋ケーキ崩れ全責任のワケはなぜなのかについて、
- 原因解明できないため
- 各サプライチェーンのプロセスはしっかりしていた
というところからが理由のようです。原因解明できない点に関しては前項でお伝えした通りです。
問題のあったケーキは2022年度から発売されているもので、今年度で2年目の販売になります。前年に関してはこのような問題もなく、配送を終えたそうです。そのため今年度も同じプロセスで進めることで、お客様に満足できる状態でお届けできると考えていたようですね。
もちろんそのプロセスに関して各サプライチェーンとしっかり確認も行ってきました。ただ…2年目の商品ということもあり、「昨年と同じで大丈夫」という考えの甘さもなかったと言えばウソになります(;´・ω・)
この問題が発覚して以後、高島屋の担当者が各サプライチェーンに足を運んで実際に担当者に聞き取り調査や話し合いおよび現地調査をしたとお話しされていました。その結果、確認されたプロセスに則って作業を行っていたという確認もされているようです。もちろん基準もクリアしました。
つまり
- 同じ環境の再現が不可能な点
- 各サプライチェーン(製造元・委託先・配送業者)とのプロセス確認は行ってきた
という点から、どこに責任が…ということではなく、販売元の高島屋の責任だと結論付けたようです。
ただ単に『原因わかんないから自分たちの責任で…』としているわけではなさそうですね。消費者としてはもっと明確な答えを欲しかったり、どこに責任があるのか知りたかったり…なんてところがあるかと思いますが、高島屋さんとしてはきちんと調査した結果の「原因不明」「高島屋の責任」という結論に至ったようですね。
たしかにきちんとした調査もできない中で「あなたが悪いんじゃないの?」と言われても納得はできません(;^ω^)各サプライチェーンが基準をクリアしていないようであれば、そこが原因なのでは…という考えにもなりますが、今回プロセスをきちんとクリアしている以上はやはり大元の高島屋が責任を取るというのが筋なのでしょうね。
髙島屋ケーキ崩れの対応は?
髙島屋ケーキ崩れの対応については、
しているとお話ししています。
今回問題となったケーキの販売個数・問い合わせなどの内訳は以下の通りです。(2023年1月28日13時現在)
現時点で807件の崩れが確認できたとお話ししていました。こちらは実際申し出により引き取りに行った先に確認もしているようです。
高島屋さんはこれらの問い合わせに真摯に対応していくとしています。もちろんたくさん抗議もきているようで、問い合わせの残り400件は抗議が主なようですね。
ただ現時点では、次なる商戦アイテムのおせちなどに大きなキャンセルや払い戻しなどの希望は相次いでいないとのことです。
髙島屋自身、今回の風評被害や再発防止に関しては「実績を積み上げていくことがブランド価値を高めていく」と考えているようです。つまりこの問題に真摯に向かい合って取り組んでいくことで消費者の信頼を勝ち取り、安心して利用してもらえる老舗百貨店を目指していくのでしょうね。
髙島屋ケーキ崩れで業績に影響は?
髙島屋ケーキ崩れで業績に影響について、
としています。つまりそこまで影響がなく、ほんの少し影響が出るのではないかというお話をされていました。
前項で挙げた807件すべての返品・交換などの対応をしていると考えたら…本来ならかなりの損失を被りそうですが、さすが高島屋さんですね(;^ω^)
ただし会見の中では「今決済」とお話していたので、もしかしたら今後は大きな影響が出てしまうかもしれません。ちなみに損失に関しての質問には「差し控えさせていただきます」と丁寧に対応されていました。
髙島屋ケーキ崩れ原因不明の理由まとめ
- 配送時と同じ気温・気候を再現できない/配送エリアに偏りなし/崩れ方に統一性なし
- 「原因解明できない」「各サプライチェーンのプロセスはしっかりしていた」点から責任は販売元にあるという結論に至る
- 崩れのあった購入者に個別で返品・交換
以上のことがわかりました。
原因解明ができなかったことは残念ですが、それでもそのこと自体を隠すことなく対応している高島さんの姿勢は評価できますね。おそらくこのことを次に生かして今後このようなことがないように対応されていくのではないかと思います。
老舗百貨店にふさわしい対応だったのではないかと感じますね。日本のトップにいる方もこのような真摯な対応をしていただければ少しは違うのではないかと思います(;´・ω・)
髙島屋にはこの対応が終わった後に、さらなる飛躍を遂げて欲しいと切に願いますね。