ダイハツ不正で対応車種今後どうなる、補償、安全性は高まるのかについてまとめました★
ダイハツの不正事件に驚いた方も多かったかと思います。こちらはダイハツ車で174件の安全性試験の不正が明らかになり、ダイハツの経営がストップする事態となりました(;´・ω・)
ダイハツの車を利用している方、新車を購入してしまった方、購入を考えている方…一体どうなるのか不安しかありませんね。
この記事では
- ダイハツ不正で対応車種今後どうなる
- ダイハツ不正で補償はどうなる
- ダイハツ不正で安全性は高まるのか
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
ダイハツ不正で対応車種今後どうなる?
ダイハツ不正で対応車種今後どうなるのかについて、
- 【新車購入済】
- 【中古車購入】
- 【納車待ち(未生産)】
- 【納車待ち(生産済)】
- 【海外の方】
で対応が異なるようです。
ではその状況別で今後どうなるのかについて見ていきたいと思います。
新車購入済
すでに新車購入&現在乗車中のダイハツユーザーに関しては、「引き続き乗車しても問題ない」と発表されました。
今回ダイハツは衝撃に対する安全性テストで不正を行いました。ただその後の車内検査において合格点が出ているため、そのまま引き続き乗車しても問題ないと話をしています。
この話をしていたのはダイハツ工業の社長である奥平総一郎氏で、会見中に発表していました。それによると
- 今回174個の不正が発覚したものの、(不正発覚後)再度社内で行われた検査では全項目法規の基準を満たしていた
- 問題のドアロックについても法規の基準に満たない可能性はあるものの、実際に事故が起こったという情報はない
と話をしていました。
これらのことから「引き続き乗車しても問題ない」と発表されていますよ。
『ドアロックの法規基準が満たない可能性はある』というのがかなり引っかかりますが…この話を聞く限り、すでに購入済&使用中の方に関しては特にこれといった対応はないということですね。
そうなると現ダイハツユーザーは「問題ない」という言葉を信じて乗るしかありません。ただこの社内検査に関しては親会社のトヨタも絡んでいますので、その点ではまだ少し安心かと思います。
中古車購入
中古車に関しては、その車はすでにダイハツの『所有権』を離れたものになります。そのため直接の対応というものは考えていないとのことです。
さらに「乗り続けるかどうかは購入者の判断にゆだねる」としています。
たしかに中古車として売られているものはすでにダイハツの管轄を外れてしまっていますので、この対応に関しても頷けますね。
納車待ち(未生産)
現在監査中のため、生産再開に関してはいつになるか不明です。そのため購入者には生産再開まで待っていただく必要があるとしています。
不正発覚後、ダイハツは全車種生産停止という措置を自主的に行っています。こちらは国土交通省の認証が取れるまで出荷ができません。そのため生産再開のめどは立たず、いつ納車されるのかは明らかにされていません。
このことからダイハツは顧客からの希望があれば、返金にも応じると発表しています。
車は決して安い買い物ではありません。吟味して考えて、ようやく「買おう!」と決める大きな買い物です。今回の出来事で返金を求める声も多くなるのではないでしょうか。
納車待ち(生産済)
すでに車は生産済で現在納車待ちの方に関しては、購入者1人1人と相談の上でどうするか決めていくそうです。
相談後の対応として、
- 乗ることを決めたお客様にはそのまま納車
- 乗ることに抵抗のあるお客様は相談対応
ちなみに希望すれば返金対応もしれくれるとのことです。
今回ダイハツユーザーの中で、この状態の人が一番イヤだったのではないでしょうか(;´・ω・)
まだ製造されていないものなら契約も破棄できそうですが…すでに出来上がってしまったものに関しては、どう対応されるのか気が気ではなかったかと思います。
ただダイハツ側は「柔軟に対応したい」とお話ししていましたので、希望があれば返金にも対応してくれるようです。
海外の方
海外においても現在販売は中止しています。
海外に関しては国によって基準が異なります。そのため各国ごとの審査機関や認証当局に今回の状況を共有し、その国の基準に満たされれば販売を再開していきたいと考えているようです。
国の根幹をゆるがすようなダイハツ不正事件…まさかの出来事に日本中が大騒ぎでしたよね。
しかも車という安全に関しては『絶対であってほしい』アイテムでこのようなことが起きてしまい、本当に残念でなりません。
ダイハツ不正で補償はどうなる?
ダイハツ不正で補償はどうなるのかについて、
とのことです。
現在ダイハツが直接「自動車部品」を仕入れている国内企業は432社にものぼります。さらに物流や設備修理などの部分もふくめるとさらに取引先は増え、トータルで8136社(売上高合計2兆2110億)にもなると言われています。
今回の不正事件に関してダイハツは「かなり大きな影響が出る」としています。
生産が止まれば雇用自体が難しくなり、その産業で潤っている地域にも経済的打撃が出てしまうことになりますよね。このことからダイハツは「直接の取引先は1社ごとに相談し、補償を検討したい」と発表しています。
ちなみにダイハツユーザーへの補償としては、返金できるところは返金で対応…というところまでが「補償」ということなのかもしれませんね。
もしかしらたこの他にも何かしらの補償が発表される可能性もありますが…その補償もダイハツがこれから踏ん張れるかどうかがカギですので、ぜひとも頑張ってほしいところです。
ダイハツ不正で安全性は高まる?
ダイハツ不正で安全性は高まるのかについて、
と考えられますよ。
今回のダイハツ不正問題は国をゆるがすほどの大きな問題になってしまいました。ダイハツ自体ここが踏ん張りどころであり、ここを乗り越えられなければ会社ごとなくなってしまうことになるかと思います。
この大きな問題を乗り越えた先、ダイハツの安全性への意識はかなり高まっていくものと考えられます。
ちなみにこの安全性に関してSNS上では意見がかなり割れているんですが…意外とダイハツを擁護する声が多いんですよ。
#ダイハツ
自動車の安全性⁉️そんなモン、乗り手次第だろ😎
— 晩酌 (@Uber32430105) December 21, 2023
たしかに…今は「煽り運転」が横行して、車の安全性というより乗り手のモラルの問題で危険なことの方が多いですよね。どんなに安全性が高まったとしても、運転手が危険なのでは車は危険なものになってしまいます。
昔の350ccとか550ccエンジンの時代の車体に比べたら、はるかに安全性は向上していると個人的には考えていまして、ダイハツを擁護したい意向で
千野さんと同じように、規制や基準が厳しすぎる、あるいは項目が多すぎるのではと思います。
排ガス規制もですが、あれもこれもきびしすぎと考えています。
— いちごチョコ (@DkFyapRVl9TtnWd) December 21, 2023
こちらは厳しすぎる規制や基準について言及されています。たしかに定められた基準を超えることができれば安全な車として認められるわけですが…厳しすぎてクリアできないとなると、会社としても生産できずに潰れてしまいますよね(;´・ω・)
これはなかなか難しいところです。
それもなんだけどね
おそらくは大丈夫だと思う
話しから推測ですが衝突安全基準にはランクがありまして、ランクが一つか二つ下がるのかと思います
ダイハツは最高水準を謡ってたから普通のランクになるのかと— rouge(ルージュ) (@rouge36584207) December 21, 2023
各車会社で強みというものがあるかと思いますが、ダイハツの安全性は最高水準だったのですね。となると、擁護されてる方の感覚としては「他の車会社と同じくらいの基準になった…」くらいの感覚なのでしょうか。
この他にも「不正に関してはいただけないが、安全性に関しては特に問題視していない」というような声がたくさんありました。
これから先ダイハツが一体どんな動きをして、どうなっていくのか…目が離せませんね。
ダイハツ不正で対応車種今後どうなるまとめ
- ダイハツユーザーに関しては各々の購入状態によって対応が異なる
- ダイハツと取引している企業の補償を検討
- ダイハツの安全性の意識は高まっていくと考えられる
以上のことがわかりました。
ダイハツの車に乗られている方は今回のダイハツ不正事件はかなり衝撃を受けたのではないでしょうか。「自分の乗っている車はどうなんだ!?」「大丈夫なんだろうか?」と心配される声も多くなっています。
ただ一部の方から「まずは自分の運転技術の問題」という話が出て、『たしかに!』と納得できるところもありますよね(;^ω^)これまで乗ってきた感じで、特に異常もなく車検もきちんと通っているとなると…大丈夫そうだなと感じてしまうので不思議です。
とはいえ、ダイハツがこれからどうなっていくのかという動向には注意しておいた方が良さそうですね。