南海トラフ巨大地震一番安全な県はどこなのか、危ない県ランキングTOP10についてまとめました。
2024年8月8日(木)に突然宮崎県や鹿児島県などを襲った大きな地震に不安を覚えた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
最近頻発する地震に怯える中、今回の地震は「巨大地震注意」の南海トラフ地震と関係しているのではと言われてますます怖くなっていますよね。
では南海トラフ巨大地震に関して一番安全な県はどこなのか、また逆に一体どこの県が危ないのか気になります。
この記事では
- 南海トラフ巨大地震で一番安全な県はどこ
- 南海トラフ巨大地震危ない県ランキングTOP10!
についてわかりやすくお知らせします。
さらに南海トラフ巨大地震で生き残るにはについて詳しくは本文でお伝えしていますのでぜひご覧ください。
南海トラフ巨大地震で一番安全な県はどこ?
南海トラフ巨大地震で一番安全な県はどこなのかについては、
茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県
新潟県 富山県 石川県 福井県
鳥取県 島根県
佐賀県
とされています。
これらの県に関しては、死者が出るような被害はないと予測されていました。
東北地方については震源地からも遠いというところから、南海トラフ巨大地震に関しては安全な地域であると挙げられますよね。
さらに震源地に近い場所であったとしても、群馬県や埼玉県では大きな影響はないとされていますよ。
また日本海側にある新潟県・富山県・石川県・福井県・鳥取県・島根県も大丈夫みたいですね。
ただ佐賀県などは被害の大きい宮崎県や大分県と近いため、多少被害が出る可能性が考えられます。
とはいえ、他の地域に比べたらその被害は小さく済むのではないかと予想されているんですよ。
南海トラフ巨大地震危ない県ランキングTOP10!
南海トラフ巨大地震危ない県ランキングTOP10については以下の通りです。
- 静岡県
- 和歌山県
- 高知県
- 三重県
- 宮崎県
- 徳島県
- 愛知県
- 大分県
- 愛媛県
- 大阪府
この県が南海トラフ巨大地震の来た時に危ないと言われている県TOP10になります。
南海トラフとは『駿河湾から遠州灘』『熊野灘』『紀伊半島の南側の海域および土佐湾を経て日向灘沖』までのフィリピン海プレートおよびユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域のことを指しています。
【南海トラフの地震が想定されるエリアは】
南海トラフ地震で被災が想定される市町村は、防災対策推進地域に指定されています。
その数は、1都2府26県の707市町村に及んでします。
地震はどこで起きるのかわからないので、すべての地域で注意してほしいということです。#南海トラフ巨大地震 pic.twitter.com/X67PmNxYaL— 日テレ【気象・防災】そらジロー (@ntvsorajiro) August 8, 2024
そのためこの近くの県に関しては、非常に危険が高まっています。
さらに地震だけではなく津波の心配もしなければならず、かなり不安も大きいことでしょう。
その中でも特に上記で挙げた県に関しては、最も警戒を強めておいた方が良いと言えますよ。
予測としてのデータ値も示されていましたのでまとめておきますね。
危ない県ランキングTOP10の死者数
[和歌山県]80,000人(うち津波による被害:72,000人)
[高知県]49,000人(うち津波による被害:37,000人)
[三重県]43,000人(うち津波による被害:32,000人)
[宮崎県]42,000(うち津波による被害:39,000人)
[徳島県]31,000(うち津波による被害:25,000人)
[愛知県]23,000(うち津波による被害:6,400人)
[大分県]17,000(うち津波による被害:17,000人)
[愛媛県]12,000(うち津波による被害:4,400人)
[大阪府]7,700(うち津波による被害:2,400人)
危ない県ランキングTOP10の負傷者数
[和歌山県]39,000(うち津波による被害:2,700人)
[高知県]47,000人(うち津波による被害:1,200人)
[三重県]66,000人(うち津波による被害:1,400人)
[宮崎県]23,000人(うち津波による被害:3,000人)
[徳島県]34,000人(うち津波による被害:2,500人)
[愛知県]100,000人(うち津波による被害:1,000人)
[大分県]5,100人(うち津波による被害:1,200人)
[愛媛県]48,000(うち津波による被害:800人)
[大阪府]65,000(うち津波による被害:1,400人)
こちらの数値は最悪のケースとして出された数字であり、必ずしもこの数字が出るとは限りません。
ただ南海トラフ巨大地震が来てしまった場合にはこれに近い数値が出る可能性があるとして、頭にとどめておいてもいいのではないでしょうか。
南海トラフ巨大地震で生き残るには?
南海トラフ巨大地震で生き残るためにやるべきことについては、
- 災害袋の準備
- 発生を想定した行動確認
- 情報収集手段の確保
- 地域コミュニティの確認
これらを事前に確認しておくことが大切ですよ。
では1つずつ見ていきましょう。
災害袋の準備
災害袋の準備は非常に大切で1人に1つ用意しておきましょう。
地震が起きた際にはできれば1週間分の備蓄があるといいですが、まず最低限3日しのげる分の食料と水が必要になります。
支援物資が届くため時間が掛かってしまうことを想定して、それまで自分のチカラで乗り切れるだけの備えはしておきましょう。
さらにインターネットなどで避難袋を購入した方は、一度中身を確認しておくことをおすすめしますよ。
キレイに整頓してあるものを出すのはかなり面倒だと感じるかもしれませんが、実際に出してみると『思っていたものと違った』なんてことに気付くことができます。
私自身も「5日間乗り切れる非常用袋」を購入したことがあるのですが、中身の賞味期限が近付いてきたために初めてバッグを開封しました。
その際に食料・水の量が『これで5日分?!』という量しか入っていなかったことがありました。
こういった負のギャップが起こらないように、事前確認はとても大切ですよ。
発生を想定した行動確認
いざという時に最善の行動を取れるように、発生を想定した行動確認をしておくと安全です。
災害袋を準備して満足してしまいがちですが、実際地震が起きたときに意外と災害袋を持たずに逃げてしまうなんてこともあるんですよ。
地震が発生した時に自分がどのように動けばいいのか、まずは何をしたらいいのか…これを知っておくだけでも、発生時に大きな差が生まれるんですよ。
情報収集手段の確保
実際に地震が起きてしまった場合には、情報収集が非常に大切になります。
そのため情報収集手段の確保のために、ラジオを必ず準備しておきましょう。
巨大地震が発生すると通信が途絶えてしまい、インターネットが一切使えなくなる可能性が非常に高いですよね。
そんな状況でもラジオがあればリアルタイムで正確な情報を受け取れるため、災害時も安心感が増しますよ。
地域コミュニティの確認
地域コミュニティの確認をしておくと地震発生時に自然と安否確認ができたり、お互い手助けができたりといざという時に安心ですよ。
普段からご挨拶などをして隣近所の関係を良好にしておくと、被災時にも心身ともに支えになるでしょう。
また避難時にはどこに行かなければいけないかということを互いに確認しながら進めることができるので、行動をする際にもとても心強いですよ。
南海トラフ巨大地震危ない県ランキングTOP10まとめ
- 震源地から近い県(静岡県/和歌山県/高知県/三重県/宮崎県)は危ない
- 震源地から遠い県(北海道・東北地方)は安全
以上のことがわかりました。
日本は地震大国と言われていますが、ここ何十年と本当に被害の大きな地震が頻発していてただただ怖いですよね。
どんなに対策などをしていても、実際に身に起きたらどれだけ対応できるか…非常に不安ではあります。
ただ「情報として知っておく」「事前に行動確認しておく」というをしている人としていない人では大きな差が生まれます。
まずは自分の身は自分で守るということを前提に、日頃の備えをしておきましょう。