柔道の誤審多いのなぜ、日本人の試合で特に頻発する理由は何なのかについてまとめました。
パリオリンピック2024が始まり、大会初日から始まった柔道で誤審が多くなっています。
特に今季はかなり多くの誤審が起こっていること、特に日本人の試合で頻発しているように感じますよね。
この記事では
- 柔道の誤審多いのなぜ
- 柔道の誤審が日本人の試合で特に頻発する理由は何なのか
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
柔道の誤審多いのなぜ?
柔道の誤審多いのなぜなのかについて、
- 審判の経験不足
- ルールが明確ではない
- 技術が複雑
- 雰囲気に流される
こういったところから起こり得るものだと考えられますよ。
では1つずつ見ていきましょう。
審判の経験不足
今季のパリオリンピック2024で起きている柔道の誤審に関しては、審判の経験不足が圧倒的な原因なのではないでしょうか。
そもそも柔道は日本で生まれた『武道』であり、そのルーツは相撲にあります。
つまり日本人から見たら馴染みの深いものだということがわかりますよね。
柔道がオリンピック競技に加わったのは1964年に行われた『東京オリンピック』からであり、女子に関しては1988年『ソウルオリンピック』で公開競技として実施されました。
そして、その後の1992年『バルセロナオリンピック』から女子の方も正式種目として導入されているんですよ。
つまり、オリンピックと柔道の歴史はそこまで深いわけではないことがわかりますね。
特に女子柔道は男子に比べて30年近くの開きがあることがわかります。
そう考えると、海外の審判はそこまでの経験があるとは考えにくいですよね。
つまりこの経験不足が今季の大量誤審を生む原因になっているのではないかと考えられます。
ルールが明確ではない
柔道はかなりルール改正が多い競技なんですよ。
もちろんルール改正が行われているのは柔道だけには限りませんが、柔道ではこれまでOKだったことがNGになったりして困惑している選手が多いように感じます。
ルールを変更する理由としては、
という狙いもあるようですが、これらのルール変更をどれだけの審判が正しく理解しているかはわかりかねますね。
技術が複雑
柔道というのはその競技をやったことのない人から見たら、複雑な競技ですよね。
見ていて明確にわかるもの以外は、審判に頼って判断するしかありません。
ただその複雑さに関して、『審判の経験不足』から審判自身も曖昧なところがあるのかもしれませんね。
もちろん国際試合で審判が「わかりませんでした」というのはあるまじき判定です。
少なくとも国際審判に選ばれている時点で、それだけの能力があるとみなされてその場に立っていると言えます。
つまり審判は目の前で起こったことがどういうことなのかわからなかったとしても“わかったふり”をしなくてはならないのではないでしょうか。
とはいえ、そんなことが起きてはならないことではありますが…先の『審判の経験不足』に加えて、『技術の複雑』さが誤審を多くしている原因になっていると考えられますよ。
雰囲気に流される
会場の雰囲気に審判が流されてしまっているということも考えられますね。
パリオリンピック2024で起こっている柔道の誤審に対して、
という声が起こるほど、偏った判定が目立っています。
たしかに開催国の人たちが多く会場を訪れていて、その歓声はとてつもなく大きなものであるということはわかります。
ただそれに左右されて判断を下していいわけではありませんし、審判は誰にも干渉されることなく『ルール』に則った判定をしてくれる存在でなければいけません。
少なくともこんな声が噴出するような判定ではなく、「競技を見てルールに即して自分は正しい判定を下している」と胸を張って言えるような審判をして欲しいですね。
柔道の誤審が日本人の試合で特に頻発する理由は何?
柔道の誤審が日本人の試合で特に頻発する理由は何なのかについては、
柔道の誤審や不可解な出来事は今に始まったことではありませんし、柔道関係者もわかっていることなんですよ。
これについては、
などが挙げられます。
特に篠原信一さんのものは「世紀の大誤審」として今も有名なんですよ。
そして今季のパリオリンピック2024では誤審が大豊作状態になっていますよね。
階級ごとに1回は必ず誤審が起きている感じですね。
しかも誤審の試合に関わった両選手ともに表情には「?」が浮かんでいることが多いんですよ。
ただ柔道に携わる日本人選手は少なくともこれらの誤審に対しての認識はあり、日本がこれまで多くの誤審を受けてきたということは認識しているようですね。
柔道の誤審まとめ
- 審判の経験不足/ルールが明確ではない/技術が複雑/雰囲気に流されるという理由が考えられる
- 日本人に対する柔道の誤審は昔からある
以上のことがわかりました。
柔道の誤審においては圧倒的な審判の経験不足が招いている事態ではないかと感じますよね。
「だったら日本人がやればいいのに…」と単純に思いますが、英語が話せない以上は国際審判になることができません。
そういた点で日本人審判が著しく少ないと言えます。
この事態を改善するには、審判自身の技術の向上が課題になっています。