パリ五輪2024の柔道誤審は覆らないのか、日本人の審判なぜいないのかについてまとめました。
柔道男子60kg級の永山竜樹選手の試合で起きた誤審について話題になっています。
以前も篠原信一さんの試合で「世紀の大誤審」ということが起きた柔道では、日本人の審判がなぜいないのか気になりますよね。
この記事では
- パリ五輪2024の柔道誤審は覆らない
- パリ五輪2024で日本人の審判なぜいないのか
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
パリ五輪2024の柔道誤審は覆らない?
パリ五輪2024の柔道誤審は覆らないのかについて、
と考えていいでしょう。
これに関して、
・審判団がくだした結論は、可能な限り迅速にIOC理事会に報告しなければならない。
・審判団はそれぞれの競技に関するすべての技術的問題について決定をくだす。すべての関連制裁措置をも含めて審判団がくだした決定は、抗議や権利侵害なくIOC理事会もしくはIOC総会によって下されるその後の処分および制裁措置にゆだねるものとする。
JOC-日本オリンピック委員会公式ホームページより引用
という記載があります。
こちらは「オリンピック憲章」の中の『技術的な準備』という項目の中に書かれている文章になります。
このことからも一度くだされた誤審に関しては誰が見ても明らかにおかしいということでさえ、覆らないのではないでしょうか。
今回問題になっているのは柔道男子60kg級に出場した永山竜樹選手の試合についてです。
こちらは永山竜樹選手とスペインのフランシスコ・ガルリゴス選手の試合で起きました。
これに対して永山竜樹選手は抗議をしていますが、受け入れられることはありませんでした。
ただ永山竜樹選手は落ちていたわけではなく、
審判が待てをかける。
↓
待てが出たので永山選手は力を抜く。
↓
ガルリゴスが締め技を続け、力を抜いた永山は失神したと勘違いされる。
↓
審判はこれを見て、相手の一本勝ちとした。
↓
会場からは、審判結果にブーイングの嵐。柔道の審判はどうなってるの?
こんなの相手の反則負けだよ。 pic.twitter.com/cmtxxuuX72— 妖精トロール🧚カバじゃない (@amse070707) July 27, 2024
「待て」の声が聞こえたから力を抜いただけだったようです。
むしろ逆に相手は「待て」の後も絞め技を続けていたため、そちらの方が反則なのではないかという声が上がっているんですよ。
これだけ見ると『判断が難しかったのか…』と思ってしまいそうですが、世界が注目する世界大会で誤審をする審判がいるなんて考えられないことですよね。
もちろんオリンピックにおいて曖昧な判断を下す審判や自信がない審判がいるはずないと信じたいところですが…稀にこういうこともあるようです。
とはいえ、一体なぜ日本人の審判がいないのか気になりますよね。
パリ五輪2024で日本人の審判なぜいないの?
パリ五輪2024で日本人の審判なぜいないのかについては、
おそらくココが大きな壁なのではないでしょうか。
柔道の審判に関してはたとえ国際審判に選ばれていたとしても、やはり日本人に勝る技術を持った人はなかなかいないです。
毎回国際大会の審判を見ていて、
毎度起こることだが、柔道審判下手すぎ😎
— churu😎 (@churu00) July 27, 2024
審判が上手ではないと思う人も多いようですね。
そのため本来ならば日本人から審判を選出できればいいのですが…やはり問題となるのは、
ですよね。
柔道において場合によって審判同士英語で協議しなければならない場面もあります。
その際に英語が話せないのは致命的ですよね。
そういった点から日本人から審判が選ばれることが著しく少なくなっているようです。
国際大会において英語はマストですので、最低限の条件なのでしょうが…その最低限の条件が難しいですね。
パリ五輪2024の柔道誤審に対するSNSの声は?
パリ五輪2024の柔道誤審に対するSNSの声についてまとめました。
明らかに審判が待てをかけた後も力を加えた。その結果永山選手が負けた。オリンピック?試合の勝敗以上に危険で、柔道、神聖なスポーツに対する冒涜行為だ。 明らかな誤審である!
— 来栖川@GRS182 (@Kurusugawa2005) July 27, 2024
審判は勝敗を左右するものであるため、私たちは完璧な公平性を求めますよね。
その中で誤審というのは一番やってはいけないことであって、本来起こり得るものではないものという認識が強い分だけこういうことが起こると受け入れがたいものがあります。
ちゃんと監督抗議してんですね。
いや、そりゃしますよね!?!
永山選手が気を抜いてしまったのは事実かもだけど、だからといって「待て」がかかってるのに止めない選手も、その「待て」を出した審判がそのまま一本認めるのもおかしいわっ!!!!💢((#゚Д゚))💢— ながれ(*ΦωΦ) (@hannarilove929) July 27, 2024
やはりおかしいものはおかしいと主張すべきという声が多く見られました。
なぜこんなことになってしまったのか…正直悲しいですね。
柔道って、、、日本人には武道だけど、他の国の人にはただの格闘技なのかな。審判、あれはないな。
— churobird (@churobird) July 27, 2024
元々の認識が違うのかもしれません。
「礼にはじまり、礼におわる」というところは、なかなか理解しにくいかもしれないですね。
やはり『なぜあれが一本になったのか』ということに疑問を感じた人が多かったようです。
審判とは難しいものではありますが、それでも少なくとも国際大会ではこういうことが起きないようにして欲しいですね。
パリ五輪2024の柔道誤審まとめ
- 基本的に覆ることはない
- 日本人審判が少ない理由は英語が話せないため
以上のことがわかりました。
神聖なオリンピックにおいて審判によって間違ったジャッジをくだされてしまうというのは絶対にあってはならないことですよね。
それは柔道だけではなくどの競技においてもそうですし、どの国に対しても平等であって欲しいです。
覆らない結果は残念ですが、これに引きずられることなく引き続き活躍を見せていただければと願います。