鎌倉鶴岡八幡宮は古都・鎌倉の象徴として、国内外から多くの参拝者が訪れます。さらに勝負運や出世運のパワースポットとしても人気の場所ですが、そんな鶴岡八幡宮にとって大切な行事である『例大祭』というものをご存知ですか?
文治3年(1187)年に源頼朝によって行われた放生会(ほうじょうえ)が始まりで、捕獲した鳥や鳥獣を野に放って殺生を戒める宗教儀式となっています。
この鶴岡八幡宮の『例大祭』を目当てに多くの人が集まるのですが、2022年度の開催がどうなっているのか気になりますね。今回は鎌倉鶴岡八幡宮の例大祭(2022)について調べてみました。
鎌倉鶴岡八幡宮の例大祭(2022)の開催はいつ?
鎌倉鶴岡八幡宮の『例大祭』は毎年3日間に渡って執り行われます。例年通りであれば、[9月14日は宵宮祭][9月15日は例大祭と神幸祭][9月16日は流鏑馬神事と鈴虫放生祭]となっています。
3日間も執り行われる『例大祭』の2022年度の内容がどうなっているのか気になりますね。
鎌倉鶴岡八幡宮の例大祭(2022)の内容は?
1日目:宵宮祭
実は朝方早朝(4時30分頃)から由比ヶ浜の浜辺で、祭人たちが身を浄めるための儀式・浜降式が行われます。
9月14日(水)の18時から宵宮祭が行われます。ここでは浄めのしるしとして採取された海草が境内の各所に掲げられて、翌日の例大祭の斎行を大神様に報告します
また[16時~北鎌倉女子学園コーラス部による合唱会]や、[19時~神童太鼓による和太鼓演奏会]も行われますよ。
2日目:例大祭と神幸祭
9月15日(木)の10時から例大祭が行われます。源頼朝公によって放生会が行われたことに因み行われる最も重要な祭事です。宮司以下神職、巫女が奉仕し、大勢の参列者を迎えて厳かに執り行われます。
13時から神幸祭が行われます。「大神様を神輿に遷して、氏子区域を親しくお渡りいただく」というお祭りです。
氏子により担がれる神輿は3基あり、数百メートルの行列が若宮大路の二の鳥居まで進みます。二の鳥居の下には御旅所(おたびしょ)が設けられており、緑の千早、緋袴姿の八乙女たちによる八乙女舞が行われますよ。
また[18時~日本舞踊]も行われます。
3日目:流鏑馬神事と鈴虫放生祭
9月16日(金)の15時から鈴虫放生祭が行われます。例大祭で御神前にお供えした鈴虫を神域の自然の中に放す神事です。ただし2022年度の流鏑馬神事は中止となっています。
今年は例大祭の大イベントと言っても過言ではない流鏑馬神事が中止になりました。コロナ禍開催でのやむを得ない判断だったとはいえ、やはり残念ですね(;´・ω・)
鎌倉鶴岡八幡宮の例大祭(2022)で屋台は出るの?
例年であれば屋台は出ています。
ただコロナ禍なのでもしかしたら…ということもありますが、2022年8月9日(火)に行われた「ぼんぼり祭」では少なかったとはいえ屋台の出店がありました。このことから鶴岡八幡宮の『例大祭』でも屋台は出るのではないかと考えられます。
鎌倉鶴岡八幡宮の例大祭(2022)のまとめ
- 開催日程:2022年9月14日(水)~9月16日(金)
- 屋台は出る可能性が高い
以上のことがわかりました。
鎌倉鶴岡八幡宮でも大切にされている祭祀『例大祭』は見どころがたくさんです。こういった行事を大切に行っていることで鶴岡八幡宮には威厳やパワーが満ち、人気のパワースポットとして今も多くの人がその恩恵をあやかりに訪れるんでしょうね。
鶴岡八幡宮の『例大祭』が気になる方はぜひぜひ足を運んでみてください。
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