蓮舫の都知事選出馬の理由を簡単にわかりやすく、二重国籍は問題なしなのかについて記事にしました。
東京都知事選で蓮舫さんが出馬するという意向を2024年5月27日(月)に正式に表明しました。なぜこのタイミングで蓮舫さんは東京都知事選に出馬しようと考えたのでしょうか。
この記事では
- 蓮舫の都知事選出馬の理由を簡単にわかりやすく
- 蓮舫の都知事選出馬に関して二重国籍は問題なしなのか
についてわかりやすくお知らせします。詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
蓮舫の都知事選出馬の理由を簡単にわかりやすく!
蓮舫さんの都知事選出馬の理由を簡単にわかりやすくお伝えすると、
ということが挙げられるかと思います。
すべてのタイミングというのは、
- 小池百合子氏に人気に陰りが見えた
- 自民党の陰りが見えた
というところが挙げられますよ。
では1つずつ見ていきましょう。
小池百合子氏に人気に陰り
東京都知事というと小池百合子氏の印象が非常に強いですよね。ただ今年に入ってからその小池百合子氏の力が弱まっているんですよ。
2024年4月に行われた衆議院補欠選挙・東京15区において、小池百合子氏が支援していた乙武洋匡さんが5位と惨敗する結果となりました。また目黒区長選挙でも『都民ファーストの会』などが推薦した候補者が敗れました。
このことから小池百合子氏の人気にも陰りが見えてきたとして、出馬するならばこのタイミングだと判断したんですね。
自民党の陰り
こちらは裏金事件をきっかけに自民党への不信感が高まってくると同時に、その勢いに陰りが見られるようになりましたよね。
こちらも2024年4月に行われた衆議院補欠選挙での3敗に続き、5月26日(日)には静岡県知事選で自民党が推薦した候補者が敗れています。
この自民党への逆風は、裏を返せば立憲民主党への追い風とも言えますよね。
この最大勢力の弱体化を見て、蓮舫さんサイドは出馬するならばこのタイミングだと判断したんですね。
実は蓮舫さんは以前(2016年)にも一度都知事選に出馬されるかどうかという話が挙がっていたことがあったんですよ。しかしながら、この時はいくつかの要因が重なって出馬をすることを止めています。
元々蓮舫さんは『国会議員』として活躍されており、とても忙しい方ですよね。2016年当時は立憲民主党の副代表も務めており、国会での仕事がたくさんありました。
そのため都知事になることよりも、『国会議員』として日本全体の法律や政策を考えることに集中したいという想いを優先して都知事選への出馬を取り止めています。
さらに東京都知事になるためには、東京都のことを深く理解していなければなりませんよね。
蓮舫さんはそれまで国会での仕事をメインで行ってきたために、東京都の細かい問題に対して準備が十分ではないと感じていました。その準備不足という点も、都知事選への出馬を取りやめた理由の1つなんですよ。
さらに国会議員としての仕事を通じて、もっと多くの人々に貢献してからでないと東京都知事の職は務まらないと考えていたようですね。
また、当時(2016年)はすでにたくさんの候補者が東京都知事選に出馬を表明していました。現職の小池百合子さんはもちろんのこと、他にも20人ほどの強力な候補者たちが立候補…ライバルが多数いる中で、東京都知事の座を争うことは賢明ではないと判断したんですね。
知名度も人気も抜群に高かった蓮舫さんでしたが、やはり本人が思うように「だからといって東京都知事を任せてもいいものか」というジャッジに対しては厳しい結果になると考えたのでしょう。
さらに蓮舫さんは家族との時間も大切にしたいと考えをお持ちでした。蓮舫さんにはお子さまが2人いらっしゃるのですが、2016年当時は上の子が大学生・下が高校生だったかと思います。
蓮舫さん自身「家族と過ごす時間も重要」だという考えを持っていて、当時は東京都知事という大きな責任を持つ役職に就くことで「家族との時間が減ってしまう」ということが懸念点だったようですね。
こういった理由から蓮舫さんは東京都知事選に出馬しないことを決め、国会議員としての役割を果たしながら家族との時間も大切にしてきたのでしょう。
ただそこからおよそ8年という月日が流れ…あの頃とはまた状況が変わってきました。蓮舫さん自身も来たるべき日に向けて日々努力を重ねて来られたことと思います。
すべてのタイミングが合った今現在、蓮舫さんは東京都知事選に出馬することを決めたと考えられますよ。
蓮舫の都知事選出馬に関して二重国籍は問題なし?
蓮舫の都知事選出馬に関して二重国籍は問題なしなのかについては、
問題として騒がれたという事実は消えませんが、現在は日本国籍になっています。
蓮舫さんはお名前からもわかるように純粋な日本人ではなく、台湾出身の父と日本人の母の間に生まれたハーフなんですよ。そのため生まれたときから日本と台湾の国籍を持っていました。
しかしながらこれがなぜ問題になってしまったのかというと、蓮舫さんが二重国籍だと発覚したのが2016年だったためです。
本来日本では二重国籍を禁止する法律があり、『(二重国籍になった時が20歳未満であった場合)22歳になるまで』にどちらか一方の国籍を選択しなければならないという決まりがあります。
ただ蓮舫さんに関してはそれを大幅に越してしまってからの発覚だったことに加えて、すでに彼女は国会議員としても活躍していた立場というところにあったために大きな問題として取り上げられました。
本人曰く「自分が20歳の時に日本国籍を選択した」と説明していましたが、実際は台湾籍の放棄手続きが完了していなかったことが判明したんですよ。これについては2016年の騒動の中で蓮舫さんは正式に台湾籍を放棄し、日本国籍だけを保持する手続きを完了させていました。
2016年と言えば前項でもお伝えした東京都知事選への出馬を考えていた時期です。こういった騒動もあって、自分の東京都知事選出馬は時期尚早だと判断したのかもしれませんね。
もちろんこの騒動は蓮舫さんの政治キャリアにも影響を与えました。二重国籍問題に関して『彼女の誠実さ』や『透明性』に疑問を投げかける出来事でしたが、最終的には適切な手続きを経て解決されました。
しかも蓮舫さんはこれ以降も政治活動を続けており、現在も支持を得ていますよね。
完全に問題がなかったかと言えばそんなことはありませんが、この出来事が逆にこの問題は『日本社会における二重国籍の扱い』や『多様なバックグラウンドを持つ政治家の存在』についての議論を呼び起こしたというのは事実です。
蓮舫さんが日本の政治において重要な役割を果たしているという事実ですし、今後もこのようなことがないように清廉潔白な政治活動を続けて欲しいと願うばかりですね。
蓮舫の都知事選出馬の理由まとめ
- すべてのタイミングが合ったために出馬を決めたのではないか
- 現在は解決しているが、問題がなかったことにはならない/判断は国民にゆだねられている
以上のことがわかりました。
いつか出てくるとは思っていましたが…蓮舫さんが都知事選へ出馬するとなると、東京都民もその判断が難しくなってくるのではないでしょうか。
ただ多くの候補者が出てくる中で「政治に興味ない」なんて言わずに、必ず参加するように心がけてください。そうでないと向こうの良いように政治が進んでいってしまい、最終的には自分の将来が左右されてしまうかもしれませんよ。
そうならないためにも政治に目を向けて、これからの『トップは自分が決めてやる!』という気持ちで参加されてはいかがでしょうか。