パリオリンピックのメダルは裏表どっち、デザインの六角形の意味についてまとめました。
パリオリンピックメダルについて、裏表どっちが正しいものなのか詳しく知っておきたいですよね。
2024年パリオリンピックではメダルのデザインを高級ジュエリーブランド『ショーメ』がデザインしたのですが、メダルにあしらわれている「六角形」の意味も気になります。
この記事では
- パリオリンピックのメダルは裏表どっち
- 【パリオリンピックメダル】デザインの六角形の意味
についてわかりやすくお知らせします。
またパリオリンピックメダルは誰が作ったのかについても詳しくは本文でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
パリオリンピックのメダルは裏表どっち?
パリオリンピックのメダルは裏表どっちなのかについては、
- [表]六角形の方が表
- [裏]女神「ニケ」が裏
となっているんですよ。
オリンピックのメダルって、毎回どちらが裏でどちらが表か…判断に迷いますよね。
2024年度のパリオリンピックのメダルに関しては、シンプルな六角形が表面なのでわかりやすいのではないでしょうか。
パリオリンピックのメダルきれい〜
フランス老舗ジュエリーブランドChaumetデザイン pic.twitter.com/rL5zbr3pXa
— James Bury |Product Designer (@jameskaorubury) July 18, 2024
今回のパリオリンピックメダルでは、裏表でそれぞれ
にこだわって作られているんですよ。
パリらしさ①
そのこだわりと言うのが、今回のメダルには
という点が一番大きい点ではないでしょうか。
オリンピック・パラリンピック合わせて『5084個』のメダルに関しては、表面にロゴを刻印した六角形の鉄があしらわれています。
この鉄というのがエッフェル塔修復の際に取り除かれて、その後大事に保管されていた鉄なんですよ。
それをメダルに再利用しているのですが、そもそもエッフェル塔の鉄はカンタンに手に入るものではありません。
つまりそれだけ貴重なものを今回のメダルにあしらっている…これだけでもフランスを象徴するオリジナルのメダルだということがわかりますよね。
パリらしさ②
裏面に勝利の女神「ニケ」とともに、
こちらもパリオリジナルと言えますね。
オリンピックのメダルにおいては、
- 勝利の女神「ニケ」
- (ギリシャの)パナシナイコスタジアム
- (ギリシャの)アクロポリス
この3つが五輪メダルの定番モチーフとなっています。
ここにエッフェル塔を刻むことで『パリオリンピック2024』を表現したようですね。
ちなみにパラリンピックメダルに関して表は同じデザインですが、裏面は
こちらがモチーフとなっています。
パッと見はただの四角に見えますが、モチーフとなっているものを聞くとこのデザインにも納得できますよね。
メダル1つとっても開催国の威信を感じられ、込められたエピソードを聞くと思わず私たちも欲しくなってしまうから不思議です。
ただ裏面に比べて、パリオリンピックメダルの表面が少し大人しいように感じますね。
今回表にデザインされた六角形の意味…何かあるのでしょうか。
【パリオリンピックメダル】デザインの六角形の意味は?
【パリオリンピックメダル】デザインの六角形の意味については、
パリオリンピックメダルのデザインとなっている六角形は『フランス』を表現しているんですね。
マリアンヌの雛形にしているフランスは六角形の国土で有名ですね🇫🇷冬の大六角形となかなかいい合致具合じゃないでしょうか。
ミリアンは子どもの頃「国の形と一緒じゃん!」と気づいてからず〜っとこのネタを心の中で温めてきたのでした…キザは一朝一夕に成らず。https://t.co/phliHUZqiV pic.twitter.com/0VjLHM1yd4— 豊川バンリ『秘色のステラマリス』エブリスタ完結 (@toyokawab) August 1, 2022
たしかに六角形に見えなくもないですね。
六角形をしたフランスの周りには
- ベルギー
- ルクセンブルク
- ドイツ
- スイス
- イタリア
- スペイン
があり、六面すべてにおいてお隣さんに囲まれた国になっています。
そのため
としても、日常的に使われているんですよ。
つまり『六角形はフランスの象徴である』ということがわかりますね。
このことから、パリオリンピックメダルの六角形をデザインに起用したことも頷けます。
パリオリンピックのメダルは誰が作った?
パリオリンピックのメダルは誰が作ったのかについては、
で製造されたんですよ。
新たに発表された #パリ2024 のメダル🥇
中心にはエッフェル塔に使われていた鉄が宝石のように組み込まれ、その六角形はフランスの国土を象徴しています🇫🇷@Paris2024 #オリンピック pic.twitter.com/jPGnMH1hkI
— オリンピック (@gorin) February 9, 2024
モネ・ド・パリ(パリ造幣局)はフランス最古の国家通貨製造機関になります。
実はギリシャ・アテネで近代オリンピックが初めて開催された1896年から、メダルはフランスのモネ・ド・パリ(パリ造幣局)によって作られているんですよ。
「当時、ギリシャの造幣局はメダルの作り方を知りませんでした。彼らは私たちに依頼してきたのです。その後、モネ・ド・パリは1900年、1924年のパリオリンピック、1924年のシャモニー冬季オリンピック、1992年のアルベールビル冬季オリンピック、そしてパラリンピックも含めてメダル製作を繰り返し手がけてきました」と、モネ・ド・パリの会長兼CEOであるマーク・シュワルツ氏は述べた。
パリオリンピック2024公式ホームページより引用
もちろんすべての大会のものを作ってきたというわけではありませんが、1924年に開催されたパリオリンピックのメダルをモネ・ド・パリ(パリ造幣局)が製造してから今年で100年…再びパリ2024のメダルを作ることになるなんてすごいことですよね。
パリオリンピックのメダルは裏表まとめ
- [表]六角形の方が表/[裏]女神「ニケ」が裏
- デザインの六角形はフランス国土を示す
以上のことがわかりました。
パリオリンピックのメダルにはフランスの象徴であるエッフェル塔の鉄が使われており、それだけでも十分価値があるものだということがわかります。
またメダルはシンプルでありながら美しく、見るものを虜にしてしまうようなデザインも素晴らしいですよね。
このメダルを日本人選手はいくつ持ち帰ることができるのか…応援する方も目が離せません。