日本政府が「GoToトラベル」を再開する方向で調整に入ったようですね。新型コロナウイルスが完全に収まっておらず、不安もない訳ではないですが、それでも「GoToトラベル」の検討に入ったというニュースが、今まで苦しい思いをしてきた観光業と旅行に行けない私達にとっての光になればいいなと思います。何年か前に一度だけ利用させてもらいましたが、かなりおいしい思いをしました(*’▽’)利用する前までは『こんな政策…』と思っていました(笑)ので、キャッシュバックの大きさに心底驚きました。
「GoToトラベル」ってどんなもの？と気になりつつ、まだ利用には至ってない方も大勢いるかと思います。今回は「GoToトラベル」について調べてみました。
GoToトラベルはいつから再開？
複数の政府関係者によると、7月再開を軸に検討されています。しかしながら再開は早ければ早いほど良いと考えているようで、6月内への前倒しも探る動きもあるとのことです。感染状況を見極めつつ、来週中にも政府から報告があるみたいですね。今後出される「GoToトラベル」は新型コロナウイルス感染拡大にも柔軟に対応できるよう仕組みを変更しつつ、イメージ刷新へ名称を変える案も検討されています。
今から再開されるとちょうど夏休みシーズンで「GoToトラベル」を利用出来る可能性がありますね。ずーーーっと我慢してきたということもあり、利用される方も多くなるのではないでしょうか。
GoToトラベルでいくらお得に安くなるの？
実は今回のGoToには少し変更点が入りました。まず以前の旧GoToと新GoToを見比べてみましょう。
旧GoTo
- 割引率：35％OFF
- 割引上限額：宿泊14,000円/日帰り7,000円
- 地域共通クーポン：旅行代金の15％分(宿泊最大6,000円/日帰り最大3,000円が上限)
- 感染症対策：－
新GoTo
- 割引率：30％OFF
- 割引上限額：交通費付10,000円/宿泊のみ7,000円/日帰り3,000円
- 地域共通クーポン：平日3,000円/休日1,000円
- 感染症対策：ワクチン検査パッケージ
あら…新GoToの方がお得感がないね
そうなんです。政府は【分散】して旅行に行ってほしいために、今回このような変更をしてきたんですよ
どういうこと？
実は旧GoToは割引上限が高く、高額宿に人気が集中してしまったんです。そのために週末や連休に観光地が混み合い、人の往来が増えたことで感染拡大の一因となった可能性が指摘されていました。
- 休日と平日の割引率に差をつけて旅行需要を分散
- 高級宿に集中しないよう割引率・割引上限額を引き下げる
- 交通事業者を利用する際の割引を手厚くし、交通事業者および地方の観光需要の回復を支援
今回の「GoToトラベル」には上記の狙いがあるようです。では新GoToを利用したら結局いくらお得になるのか気になるところですね。
宿泊プラン［平日］
5,000円宿泊＝1,500円割引(30％OFF)＋3,000円(地域クーポン券)
10,000円宿泊＝3,000円割引(30％OFF)＋3,000円(地域クーポン券)
15,000円宿泊＝4,500円割引(30％OFF)＋3,000円(地域クーポン券)
20,000円宿泊＝6,000円割引(30％OFF)＋3,000円(地域クーポン券)
宿泊プラン［休日］
5,000円宿泊＝1,500円割引(30％OFF)＋1,000円(地域クーポン券)
10,000円宿泊＝3,000円割引(30％OFF)＋1,000円(地域クーポン券)
15,000円宿泊＝4,500円割引(30％OFF)＋1,000円(地域クーポン券)
20,000円宿泊＝6,000円割引(30％OFF)＋1,000円(地域クーポン券)
こうしてみると平日の方が断然お得ですね。しかも宿泊料金が上がると割引率は下がるので政府の思惑通り平日のスタンダートクラスの宿に泊まるのが一番お得ということになりますね(´ε｀；)
GoToトラベルは以前の内容から変更はある？
- 割引率・割引上限額の引き下げた
- 休日・平日に差をつけて分散化
- 交通費を含む旅行商品の割引額を引き上げた(交通事業者支援)
- 繁忙期は除外
- 新GoTo後は都道府県による事業として、割引率を段階的に引き下げていく
- ワクチン証明書を活用
これを見たときに私達が一番気になるのは「割引率を下げた」「今後も下げていく」という点ではないでしょうか。前回までのGoToトラベルは本当に割引率が大きくて、宿泊費が高ければ高いほど得をする！という感じでした。庶民の私でさえも「ちょっと良い所に泊まっちゃおうかな」と思ったほどです。
前回のGoToトラベルに比べると少し割引率の点でお得感が感じにくいかもしれませんが、それでも何もないよりかは断然お得ではあります！これを機に少し気晴らしをしてもいいのではないでしょうか。もちろんコロナには十分注意する必要はありますので、出来る限り自分の身を守りながら楽しんで下さいね。
