最近ニュースでよく見る週休3日制の導入…そりゃ働く時間が少なくなれば嬉しいですよね♪
ただ実際週休3日で働くとなったら、私たちの生活にどんな変化がもたらされるのか?
気になりますよね!
週休3日制を取るにもいくつか働き方にパターンがあるんですよ。
今回は気になる週休3日制についてお話ししたいと思います。
週休3日制になると給与はどうなる?
まず誰しもが気になるのは給与面!
普通に働いていたってそこまで貰えていないのに…週休3日になったらどうなるんだろう( ;∀;)と気になり、調べてみました。
先にも述べたように週休3日制を取るにも3パターンがあります。
パターン①
- 労働時間を削り、基本給は減
- 労働時間を削ることにより、週休3日(週5勤務➡週4勤務)とする。
- 基本給は2割減
パターン②
- 労働時間・給与はそのまま
- 給与は変えずに労働時間を増やして休日を増やす
パターン③
- 労働時間を減らし、給与はそのまま
- 会議の短時間化など生産性を上げる取り組みがマスト
週休3日制になった時のメリット・デメリット
色々なパターンがあるようです。
ではそれぞれにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
パターン①
メリット
- プライベート充実・自由時間確保
- 能力開発・スキル・副業が出来る
- 仕事と子育て・介護の両立
デメリット
- 給与減少
- 1日の仕事量の増加
- 職場仲間などへの負担増加
パターン②
メリット
- 給与は現状維持
- プライベート充実・自由時間確保
- 能力開発・スキル・副業が出来る
- 仕事と子育て・介護の両立
デメリット
- 1日の仕事量の増加
パターン③
メリット
- 給与は現状維持
- 労働時間の減少
- プライベート充実・自由時間確保
- 能力開発・スキル・副業が出来る
- 仕事と子育て・介護の両立
デメリット
- コミュニケーションの不足
週休3日制について考察
各々メリット・デメリットが存在しますね。
しかしなぜ今更週休3日制をこんなに推してきているのでしょうか?
そのキーワードは「学び直し」だと思います。
キーワード「学び直し」
今まで人材育成は企業に依存してきました。その依存を悪しとする考えが広がり始めました。
その背景には「ヒューマン・ニューディール政策」があります。
「ヒューマン・ニューディール政策」とは簡単に言うと、スキルや能力への投資をして危機への抵抗力をつけて社会成長潜在力を高めて未来の中流層を厚くしよう!とする政策です。
日本は国際的に見て、人材投資が乏しくて新しいスキルを学ぶ機会が少なかったんです。
そこを改善すべく、国が人材投資と制度の見直しを行おうと言っています。
人材投資と制度の見直しを行うことで、能力開発やスキルアップにより適材適所に人材が動ける社会に繋がると考えられています。
しかし日本では仕事を通じて学ぶOJT(On the Job Training)が一般的ですので、スキルや能力への投資という考えは薄いでしょう。
加えて日本の企業は「非正規社員(人材)=コスト」と捉えて、抑制・カットを行ってきました。
社員に対しても投資という考えは薄かった企業側の非正規社員への教育投資に関する考えは更に薄いものです。
そういう考えを持つ企業に人材投資をして欲しいとお願いしても無理な話です。
だから国が推し進めていく必要があるんですね。
ただ週休3日制に対して働き手からは
- 「コストカットに利用されるんじゃ…?」
- 「まずは完全週休2日、有給休暇完全取得を目指してほしい」
- 「給料が変わらないならやるけど、下がるなら無理です」
- 「自分は週5日働きたくても、会社側から指名される恐れがある…」
などマイナスな声が上がっています。
そもそも日本は働き過ぎな傾向があり、「働け!働け!!」という悪しき考えは根強くてなかなか無くなりません。
この考えによって今後の働き方、生活が改善されることを強く望みます。
そして終身雇用が揺らいでしまった昨今、私達も働き方は考えていかねばならないようですね((+_+))
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